ネット広告の透明性に関する問題
こんにちは。
電通、Facebookとネット広告に関するニュースが立て続けに報道されましたね。
詳細は以下のサイトに詳しく解説されております。
Facebookの件は以下の通り。
世間的にはFacebookの問題は電通と比べて軽く見られているように思いますが、
個人的にはネット広告に関する情報の透明性に問題があったという意味で
与える影響は似ていると思います。
(もちろん、電通はクライアントに不正な請求まで行っているので悪質ですが。)
ネット広告については、新聞やテレビなどの既存メディアと比較して、
広告の効果を定量的に評価しやすいことがメリットとして挙げられていました。
それは事実ですが、評価するためのデータが正しく提供されていることが前提です。
元のデータを改ざんされしまうと、そもそも効果があったのかなかったのか、
判断のしようがありません。
今回の電通の虚偽報告については、トヨタからの指摘があったと報道されていますが、
トヨタがどのようにして期待した数値の乖離に気づいたのかは気になっています。
(単にネット広告に期待しすぎ、という向きもあろうかと思いますが。)
広告業界というのは以前から不透明さがつきまとっている業界だと思っていますが、
ネットについては検証の方法があると思いますので、
これをきっかけに健全な体制になることを望んでおります。
それでは。
P.S.
こうなってくるとトヨタの五輪組織委の辞任について、色々勘ぐりたくなってしまいますね。
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