orangeKid's blog

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新しい組織に入ったら議事録係になろう

 

新入社員、部署を移動した人、大学のゼミに入った人など、

4月から新しい組織に入った人は多いのではないでしょうか。

 

当然ですが、それらの組織は昨年度から活動を続けているので、

4月から入った人が組織の状況を理解するためには時間がかかると思います。

(4月から立ち上げられた組織は別ですが)

 

そのような状況で、一番早く組織の活動を理解する方法は、

議事録を取る係になることだと考えています。

 

議事録係になるメリットを3つ紹介します。

 

1. 会議に出た時の必死さが違う

 

新参者のうちは、組織の状況が分からないため、

発言する機会が得にくいことに加え、専門用語なども飛び交うので、

会議に参加してもただ聞いているだけ、という状況になりがちだと思います。

 

しかし、議事録係になると、

会議が終わった後に議事録を提出しなければいけないため、

分からないながらも必死に食らいついていく必要があります。

 

議事録が上手く作れず怒られることもあるかもしれませんが、

ただ漫然と会議に参加し続けるよりも得られるものは多いと思います。 

 

  

2. 議事録作成を大義名分にして質問できる

 

会議の中でどんなに一生懸命聞いていても、

内容が分からないことや、聞き漏らしてしまうことがあります。

 

そういう場合は、会議後に質問することになると思いますが、

議事録係になっていると、

「議事録作成にあたってお聞きしたいのですが、、、」と切り出すことができるので、

質問しやすいように思います。

 

素直に「聞き逃してしまったので、、、」と伝える方法もありますが、

そのように伝えづらい状況であれば、

議事録を言い訳にしてしまって良いのではないでしょうか。

 

この辺の切り出し方も、使い分けできるようになると役に立つと思います。

 

 

3. 組織に貢献したい、という意思表示になる

 

議事録を取らせて欲しいと申し出ることは、

組織に貢献したいという思いを表明することだと考えています。

 

過去の会議においても誰かが議事録を作成しており、

新しく入ってきた人が議事録を作るよりも、

過去に作ってきた人が作る方が効率が良いことは誰もが分かっています。

 

それでも、新しく入ってきた人が議事録を取りたい、と言った時に、

嫌な顔をする人はほとんどいないと思います。

 

自分にやる気があることを対外的に示す最も簡単な方法の一つとして、

議事録係になることをオススメします。

 

 

 

以上、僕の経験を踏まえて書いてみました。

 

議事録を取る作業は本当に大変ですし、

「内容が間違っている」、「俺はこんなこと言っていない」等、

色々な指摘を受けることも多いので嫌な役回りではありますが、

少なくとも最初の内は得るものが大きい役割でもあります。

 

組織に溶け込む第一歩として議事録係になってはいかがでしょうか。

 

それでは。

 

 

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