orangeKid's blog

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Go to trouble キャンペーン

 

こんにちは。

 

「travel」と「trouble」は、

ラテン語の「trubare (混乱させる、驚かす)」を共通の語源としており、

昔の旅行はトラブル続きだったことから、travelという表現になったと言われています。

 

 

なんていう雑学を披露している場合では無く、

7月16日に急遽方針が変わったGo to travelキャンペーンの話です。。。

 

 

 

元々のキャンペーン概要を正しく理解している訳ではないのですが、

コロナウイルスの状況を踏まえ、7月16日にキャンペーンの内容が変更されました。

 

「東京都を離発着とする旅行はNG」「都民はNG」という制限以外にも、

「若者」と「高齢者」の「団体旅行」はNGという話もあります。

 

一体、どこまでが正式な決定なのかは分かりませんが、

そもそも、「若者」「高齢者」「団体旅行」ってどういう定義なのでしょうか。。。

 

しかも、元々は「コロナが収束してから」という話だったような気がしますが、

「収束」の定義(基準)も明らかにされていないので、

なんとなくの雰囲気なんでしょうね。。。

 

そして、東京を外したのも、特に基準がある訳ではなく、

世論が騒いだから、という雰囲気を察して決めたんでしょうね。。。

 

旅行のキャンセル料についても政府はノータッチで、

「当事者同士でうまいことやってね」ということですし。。。

 

 

何というか、このキャンペーンに限らず、

この国は基準やルールをちゃんと決めず、場当たり的な運用で対応して、

判断の根拠や責任者を明確にせず、議事録も残さない、

という運用がデフォルトになってしまったので、

いよいよ国家として混迷を極めてきた感じがします。

 

コロナの第一波を抑え込めた要因についても、今のところ明らかになっておらず、

何となく上手くいってしまった感があると、個人的には考えています。

 

今後の感染拡大がどのようになるのかは分かりませんが、

政府の対応は今まで変わらない形で運用されることになると思うので、

結果については神のみぞ知る、ということになると思います。

  

それなりに頭の良い(とされている)大人が集まって物事を決めたとは

到底思えないようなことが、いくつも起こっているので、本当に気が滅入ります。。。

 

 

 

その一方で、ちゃんとこの国の未来を考えている人も多いと感じているので、

そういう人をどんどん応援していきたいと思います。

 

最近読んでとても感銘を受けた記事は以下です。

 


もちろん、コロナ禍自体はネガティブな事象であるものの、

これを契機として日本や世界を変えていかなくては、と強く思います。

 

民主主義や資本主義といった、社会の前提となるシステムも例外では無く、

現代に合った形でアップデートする必要があるはずです。

 

そのために自分に何ができるかを考え続けたいと思います!

 

それでは。

 

 

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