orangeKid's blog

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国の豊かさについて考える

 

こんにちは。

 

コロナ禍の中、(当然ではありますが)企業による雇用状況も悪化しており、

私の周りでも事業規模の縮小の話や、解雇に関する話を多く聞くようになりました。

 

 

自分の生活を振り返ってみても、昨年末と比較して、

1ヶ月当たりの出費が50〜70%程度になっており、

世界的にこんな感じだったら、そりゃあ不景気になるよな、という気がします。

 

 

 

経済状況が悪化すると、当然、そのしわ寄せは社会的な弱者に向かいますが、

こういう時に弱者をどのように扱うのかが、その国の豊かさを表すと考えています。

 

経済的に恵まれている人は、このような状況下においても、そこまで困ることは無く、

場合によっては、これを契機に資産を増やせる可能性すらあります。

 

一方で、社会的に弱い人、経済的に恵まれていない人にとっては、

数日先のお金に困るような状況に置かれてしまうため、

早急に手を差し伸べる必要があると思います。

 

既に10万円の定額給付金を受け取っている人も多いと思いますが、

この金額は1ヶ月もつかどうか、という金額であり、

コロナの拡大が長期化する環境下においては、これだけでは不十分なのは明らかです。

 

 

昨日はGo to travel キャンペーンに否定的なポストをしましたが、

経済活動を盛り上げたいという政府の考え自体は否定するものではありません。

 

政府からの直接的な給付だけでは不十分かつ限界があることは明白なので、

助成金という形でレバレッジを効かせて、大きな経済活動に繋げる必要があります。

 

実際、定額給付金は経済活動に繋がっている可能性が高く、

人々のマインド低下を下支えしているように思います。

 


 

 

過度な保証は人々を堕落させることになると思いますが、

自己責任という名の元に、今の日本は弱者に対してあまりにも厳しいところがあるので、

こういう出来事を活かして、不公平を是正できると良いと考えています。

 

リモートワークや時差別出勤等、既に多くの変化が見られているので、

過去20年に渡る経済低迷の原因となっていた、悪しき習慣を断ち切りたいものです。

 

そして、弱い立場の人々が幸せに生きられるような環境を作ることができれば、

日本という国は、より豊かになっていくと思います。

 

それでは。

 

 

21世紀の資本

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増補 21世紀の国富論

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