orangeKid's blog

考えていることを書いていきます/ツイッターもやってます(@orangeKidGreat)

機械化・AI化によって失われるもの/得られる(かもしれない)もの

 

今日、以下の記事を読んで思うところがありました。

milieu.ink

 

上記の記事の中に、以下のやりとりがありました。

——機械によって、職人の仕事が奪われてしまう?

春海:そうですね。職人の仕事…というよりも、若手の練習の機会、でしょうか。

昔は、若手が基礎的な部分を担当して技を磨いていたのですが、今はそういった部分は機械で補えてしまう。そうすると、若手が技術を磨くチャンスが減ってしまいますし、良い仕事は技術が高くてキャリアの長い職人さんに集中してしまいます。だから、若手の職人が育ちにくいんです。 

 

これは本当にその通りだな、と思いました。

 

機械化と聞くと、「熟練の技を機械が実現」みたいなイメージを持ちますが、

当たり前ですが、熟練の技は一朝一夕でコピーできるようなものではありませんし、

アルゴリズム構築や装置設計等も含めると、

数年〜10年位のタイムスケールで実現する可能性がある話なのだと思います。

 

むしろ、憂慮すべきは、

「今までは若手が下積み的にやってきた仕事が機械に置き換えられてしまい、

 将来、現在の技を継承する人間がいなくなってしまうこと」

なのではないでしょうか。

 

機械が完璧にできるならそれで良いじゃないか、という意見もあると思いますが、

基本的には機械にできるのはコピーであって、進化・発展では無いので、

技術的にはサチレートしてしまう気がしています。

 

AIが技術を進化させる可能性もありますが、

進化させる方向性をAIに委ねるのは難しいと思っています。

(あくまで個人的にはです。その可能性は否定できません。)

 

 

ただ、逆に考えることもできて、

機械が職人の技をちゃんと理解できていれば、

それを教師として教えることもできるのではないでしょうか。

 

AIの学習プロセスや装置の設計を紐解くことで、

その技がどのような要素で構築されているのかを分析することができるため、

多くの人に理解できるように説明することができる可能性もあると思っています。

 

また、機械やAIであればコピーも容易なので、

場所や時間にとらわれずに、技術を伝播できる可能性が高いので、

一概に機械化が悪い、という訳でもないように思いました。

 

 

当たり前ですが、物事は一長一短だと思うので、

機械化・AI化とどのように付き合っていくのかをちゃんと考える必要がありますね。

 

それでは。

 

 

P. S.

ちょっと考えるところがあって、

ブログのエントリのスタイルを変えて行こうと思っています。

 

具体的には今までと比べて短めのエントリでも、

どんどん更新していく方向に変えていこうかと考えています。

(かと言って、あんまり短いとTwitter使え、みたいになるけど 笑)

 

 

機械との競争

機械との競争

 
アンドロイドは人間になれるか (文春新書)
 
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

 

 

人に伝わる熱量は投入した熱量に比例する

 

仕事でもブログでもそうですが、人に何かを伝えようと考えた時に、

プレゼンテーションやスピーチ、ブログ等、様々な方法を使うと思います。

 

それぞれの手法に作法やテクニックがあり、

そのようなノウハウ本もたくさん出ていますが、

一番大事なことは

「手間や労力を惜しまないこと」

「情熱・熱量を投入すること」

だと思っています。

 

当然ですが、こちらの投入した熱量の全てが相手に伝わるわけではありませんが

(相手に伝わる熱量は体感的には30ー50%くらい)、

投入した熱量に比例して、伝わる熱量は増えるものだと考えています。

 

テクニック等で伝わる量が増えることは否定しませんが、

やはり熱量の影響が一番大きいのでは無いでしょうか。

 

 

何故、こんなことを考えたかというと、

先日、近江八幡にあるBorderless Art Museum NO-MAを訪問し、

アール・ブリュット作品に触れたことがきっかけです。

 

アール・ブリュット作品とは、

「既存の美術や文化潮流とは無縁の文脈によって制作された芸術作品」のことで、

NO-MAでは、特に、障害者によるアート作品を展示しています。

アール・ブリュットとは|ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート |アール・ブリュット/交差する魂

 

www.nippon-foundation.or.jp

 

作品を見て驚いたのは、そこに込められている圧倒的な熱量で、

製作者の方がいかに集中して作品を作ったのか、ということがストレートに伝わって来ました。

 

どの作品も非常にクオリティが高く、

障害者と健常者には何の違いもないことを実感しました。

 

NO-MAのコンセプトにも書かれている通り、この美術館では

障害者と健常者に限らず、様々なボーダーを超えることを試みていますが、

その試みは見事に成功していると思います。

 

作品を通じて、

ここまでの熱量を投入しているものが自分にあるのか、

また、仕事にどれだけの熱量を投入できているのか、ということを、

考えざるを得ませんでした。

 

素晴らしい作品を作った製作者に負けないよう、改めて頑張ろうと思えました。

 

皆様も近江八幡に行く機会がありましたら、

是非、お立ち寄り下さい。

 

 

それでは。

 

 

アール・ブリュット・ジャポネ

アール・ブリュット・ジャポネ

 
アウトサイダー・アートの世界―東と西のアール・ブリュット

アウトサイダー・アートの世界―東と西のアール・ブリュット

 
評伝ジャン・デュビュッフェ アール・ブリュットの探求者

評伝ジャン・デュビュッフェ アール・ブリュットの探求者

 

 

お金を手段にする人/目的にする人

 

今回はお金に関する話です。

 

昨今、クラウドファンディングが浸透して来て、

個人や企業だけでなく、市町村レベルでの取り組みも盛り上がっております。

 

直近だと、大分県別府市の”湯〜園地”プロジェクトが記憶に新しいところです。

 

camp-fire.jp

 

 

こういったプロジェクトを見ていると、

お金を集める選択肢が増えたことで、

自分の(手持ちの)リソースが無くても

やりたかったことが実現できる良い時代になったな、と思うと同時に、

ますますお金に対する考え方や使い方に差が出るな、と感じています。

 

 

お金を手段として考えられる人は、

その金を使って新しい価値(商品、サービス、体験 etc...)を生み出し、

結果として更にお金が集まる、という好循環に入ることができます。

 

今までは企業や会社を通じて、このような好循環が生み出されていましたが、

昨今では個人や地方自治体でも生み出すことができるようになりました。

 

 

一方、お金を目的にしている人、もしくは消費することしかできない人は、

上述のような良い循環を作ることができず、

仕事などの対価として得たお金を、サービスと交換して終わってしまいます。

 

使ったら無くなる、無くなるからまた稼ぐ、というようなお金の使い方は、

発展性に乏しく、(ある意味では)負の循環になっているように感じます。

 

もちろん、「消費をする=誰かのリソースになる」ということなので、

社会全体としてはお金の流れが止まってしまっているわけではありませんが、

新しい価値を生むという観点でみると、好循環とは言い難いと思います。

 

 

これからは、「お金を使って新しい価値を生む」ということを、

個人レベルでも意識する必要があると考えていて、

新しい価値を生み出さないことには個人としても社会としても、

豊かになっていかないだろうと思います。(当然と言えば当然ですが)

 

最近、我々が利用している製品やサービスの多くは、海外製のものになっており、

日本発信のプロダクトやサービスは少ないように感じています。

(すぐに思いつく日本発のプロダクトは自動車とかゲーム機ですかね。)

  

ただ、最近ではソニーが面白いコンセプト製品を打ち出していたり、

観光等のサービス業においても日本の存在感が高まっているので、

新しい価値を生み出す余地はたくさん残されていると思います。

 

 

個人、企業、国家と、様々なレイヤーで価値を生むことを意識し、

継続的に新しいサービスを市場に投入していくことが重要だと考えています。

 

お金に対する考え方についても、今一度ちゃんと考えてみて、

新しい価値・サービスに繋がるような稼ぎ方・使い方をしたいものです。

 

ちょっとまとまりの無いエントリになってしまいましたが、この辺で。

 

それでは。 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 
「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付

「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付

 

 

自分を信じること、自分に期待すること

 

今年も残り1ヶ月となりました。

 

私は今年の年初に3つの目標を立てたのですが、

現時点で2つは達成できたものの、1つは達成できていません。

 

というのも、達成できなかった1つというのがブログの更新なので、

今年は目標達成には程遠い結果となっています。

(残りの2つは貯金と読書でした)

 

罪滅ぼしという訳ではないですが、

書ける時に書こうということで書いていきます(笑)

 

 

目標達成ができなかったという報告の後で書くのも変ですが、

今年一年を振り返ってみて、改めて、

自分を信じること、自分に期待することが大事だと思いました。

 

何かしら自分に期待することがあり、

自分がその期待を実現できると信じているからこそ、

目標や計画を立てるのだと思います。

 

もちろん、結果として達成できないケースもありますが、

その理由を考える必要はあるものの、

達成できなかったこと自体をそこまでネガティブに捉える必要は無く、

むしろ「目標を立てる」ということに大きな価値があると考えています。

 

 

様々なアンケート(探す)を見ると分かる通り、

日本人は基本的に控えめで内省的な性格の人が多く、

できたことよりもできなかったこと、

成功よりも失敗に目を向けてしまう傾向があるように思いますが、

今後、日本からイノベーションを起こすためには、

目線を逆にしないといけないと思います。

  

なので、来年はもっと大きな目標を立てて、

それを達成するための努力をしたいと考えていますが、

来年からと言わず、まずは今年の残り1ヶ月間、ブログの更新を頑張ります!

 

それでは。

 

 

投資の話/最近の読書

 

ゴールデンウィーク前後から非常に忙しくなってしまい、

ついついブログの更新を怠ってしまいました。

 

以下、いくつかのトピックについて書いていきます。

 

 

投資について

 

この前、友人とご飯を食べている時に、投資の話になりました。

 

その中で、意外とみんなが投資について知識を持っておらず、

興味はあるけど、どうしたら良いか分からないという話になりました。

 

その話を聞いて、

自分が持っている知識について書いてみると面白いかも、

と思ったので、大した知識は持っていませんが、

勉強も兼ねて、少しづつ書いてみようかな、と思いました。

(投資歴は12〜13年程度なので、本当に大したことはないです 笑)

 

 

最近読んだ本

 

最近読んだ本は以下。

 

悪童日記がダントツで面白かったけど、

その他はあんまり面白い本に出会ってないですね。。。

 

 

悪童日記

悪童日記

 

 

ここ最近読んだ中で圧倒的に面白かったです。

一話あたり5〜6ページ前後で完結していて、少しずつ話が進んでいくスタイルですが、

どんどん読んでしまいました。

内容は少し過激なので、耐性の無い人はつらいかもしれません。

 

大人の読み物として是非!

 

 

 

以下の3つは大して面白くなかったので、あまりオススメしません 笑

3つの中ではポートランド・メイカーズがまあまあという感じですかね。

 

ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方

ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方

  • 作者: 山崎満広,ジョン・ジェイ,南トーマス哲也,田村なを子,富田ケン,マーク・ステル,リック・タロジー
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2017/04/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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精神科医が教える集中力のレッスン

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中途半端な感じではありますが、今日はこの辺で。。。

 

それでは。 

 

読書(4月第2週)

 

こんにちは。

 

先週読んだ本のメモです。

 

なんだか淡々と書いてしまっていて、退屈な感じに見えるかもしれませんが、

毎日楽しく生きています(笑)

 

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

 

今更ですが騎士団長殺しを読みました。

先の展開が気になって、グイグイ読ませる感じは流石です。

羊をめぐる冒険」や「ダンスダンスダンス」のような古き良き村上春樹とは

雰囲気がかなり異なりますが(当然だ)、やはり面白いです。

 

 

 

一葉舟 (角川ソフィア文庫)

一葉舟 (角川ソフィア文庫)

 

 

岡潔さんは私のすごく好きな数学者で、定期的に彼の本を読んでいます。

岡さんの本は、数学にも触れているものの、

精神や考え方について書かれているものがとても多いです。

基本的には仏教が根底にあり、その上で日本人のものの考え方を分析しています。

 

 

 

 

先日、出張で京都に行ったので、時間を作って恵文社さんに寄った時に買った一冊。

 

著者の方のことは存じあげなかったのですが、

古本にまつわる色々が書かれていて、楽しく読めました。

本好きの方は是非。

 

 

 

わたしの小さな古本屋 (ちくま文庫)

わたしの小さな古本屋 (ちくま文庫)

 

 

こちらも上の一冊と同時に恵文社で購入した本。

去年、倉敷にある蟲文庫さんを訪れていたので、気になって買いました。

古本屋は儲かるからやるものではなく、本が好きだからやるんだ、

ということを改めて実感。

 

古本屋も含め、街から本屋がなくなっていく現状は寂しいですね。

売れ筋の本ばかり置いている本屋はなくなっても仕方ないかもしれませんが、

店主にこだわりがある、魅力的な品揃えの本屋さんはやっぱり残って欲しいです。

 

 

それでは。

 

読書(4月第1週)

 

こんにちは。

 

先週読んだ本について書いておきます。

エントリを書く速度を重視して、今回からメモ書きになっております。

 

  

文脈力こそが知性である (角川新書)

文脈力こそが知性である (角川新書)

 

 

単に知識があるだけでは意味が無いよね、という本。

知識の使い方や文脈を理解する方法について書かれています。

 

 

・「知的である」ということは大きく2つ

1. ものを繋げる能力

→ 共通点や類似点を見つけて、関連したものを繋げる

→ 繋げるためにはインプットが大事

→ 引き出しが多いほど繋ぎやすくなる

 

2. 文脈を理解する能力

→ その場にふさわしい話題を選べる能力

→ 知識があっても、その場に合った話ができなければ意味がない

 

ヒッグス粒子

・我、事において後悔せず

パンとサーカス

白居易

・学べば則ち固ならず

勧進帳

 

 

 

 

 

池上さんによる定番解説本です。

理系の私にとっては、歴史を俯瞰する機会がなかなか無く(海外は特に)、

とても面白く読みました。

米国、欧州、アジアの歴史を中心に、社会情勢や経済にも触れられています。

 

 

 

 

 

機械及び人工知能に関する技術発展とそれによる社会・経済の変化について解説した本。

特に真新しい情報があるわけではありませんが、

関連した情報がまとめられていて良かったです。

 

 

・機械化による失業の歴史

→ 1930年にケインズが技術的失業について既に言及

 

ディフュージョン(技術や新製品の拡散)の速度がどんどん加速している

 

・アーサー C クラーク

→ 十分に発達したテクノロジーは魔法と見分けがつかない

 

・AI技術発展の壁は「言語の壁」

 

・AIが目的から外れた行為を思いつくかどうか

→ 人間には欲望と目的(行為)の結びつきがある

→ AIが欲望を持つかどうか

→ 身体と欲求

 

 

 

おそらく今後もこんな感じで書くと思います。

それでは。