orangeKid's blog

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最近読んだ本(10月分)

 

こんにちは。

 

エントリを書く時間がなかなか取れなかったので、

とりあえず最近読んだ本をメモっておきます。

 

 

以前、NHKの番組で彼の特集を見てから、ずっと気になっていました。

 

彼はプラントハンターとして活動するだけでなく、

家業の生花店の経営や植物を使ったイベントの企画に携わる等、

その活動は多岐に渡りますが、

その根底にあるのは「人々に植物を届けたい」という想いです。

 

とても楽しそうに活動している様子が印象に残ります。

彼のWebsiteはこちらなので気になった方は御覧ください。

 

 

 

理系に学ぶ。

理系に学ぶ。

 

 

理系を避けて生きてきた著者による、

理系の第一線で活躍されている方との対談本です。

 

昨今、IT産業やバイオ産業が盛り上がっていることもあり、

多くの人にとって理系的なものの考え方が求められるようになっています。

(少なくとも理系の知識が無いと損をする社会だと思います。)

 

このような現状に対して、理系の人がどのようにものを考えているのか、

文系の視点からインタビューしている本です。

 

文系の人に是非!

 

 

 

先ほどの本が文系向けの本である一方、

こちらは理系の人向けの本と言えると思います。

 

私自身、歴史の授業をしっかり受けてこなかったこともあり、

とても勉強になる内容でした。

(文系の人は知ってて当然の内容かもしれません。)

 

経済や宗教をベースに、東西冷戦以降の世界史を俯瞰した内容になっています。

 

理系の方に是非!

 

 

以下、斜め読みした本を並べておきます。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

 
はじめてのサイエンス (NHK出版新書 500)

はじめてのサイエンス (NHK出版新書 500)

 

 

 

 

定期的に更新できるように頑張ります!(笑)

 

それでは。 

最近読んだ本

 

こんにちは。

 

最近読んだ本を以下に並べておきます。

(半分は備忘録が目的です)

 

 

GEの口ぐせ (PHPビジネス新書)

GEの口ぐせ (PHPビジネス新書)

 

先日のエントリでもGEについて書きましたが、

GE社員がどのようにものを考えているのかが、簡潔に書かれています。

 

 

青春を山に賭けて (1977年) (文春文庫)

青春を山に賭けて (1977年) (文春文庫)

 

登山家の植村氏の著書。

登山に関する話よりも、山に登るまでの話(お金集めや移動など)の方が、

個人的には面白く感じました。

50年前の話なので、昔の旅行を知る上でも面白いです。

 

 

先生と私 (幻冬舎文庫)

先生と私 (幻冬舎文庫)

 
現代の地政学 (犀の教室)

現代の地政学 (犀の教室)

 

佐藤優の著書を2冊読みました。

鈴木宗男氏の事件に関与していた経緯もあるので、好き嫌いはあるかと思いますが、

頭が良い方であることは間違いないと思います。

彼くらい頭の中が整理できていると、仕事しやすいんだろうな、と感じました。

 

 

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

 

GoogleFacebookから始まり、

リクルート等の国内企業についても取り上げています。 

現状を俯瞰した上で、

プラットフォームビジネスが将来的にどのような方向に向かうのか、

人類にとってどのような存在になるのかが、分かりやすく書かれています。

 

 

 

 

何故か無性に読みたくなり、買ってしまいました。

金融漫画の名作なので、未読の方は是非!

毒々しいまでに下ネタが入っているので、気をつけて下さい。

 

 

 

とりあえずAmazonでポチった中で面白かったものを列挙しましたが、

書店で買ったものもあるので、別エントリで書きます!

 

 それでは。

Uberの日本での展開に関する考察

 

こんにちは。

 

今日は配車サービスベンチャーUberについて書きます。

(もうベンチャーという段階ではないかもしれません。)

 

一昨日、Uberが料理宅配サービスを日本で開始する、との報道がありました。

toyokeizai.net

 

以前から報道されている通り、

日本では配車サービスが白タク営業に該当する可能性が指摘されているため、

現時点では彼らの本業となっているサービスは展開できない状況です。

 

このような状況を受け、将来的な地盤固めの意味も含めて、

すぐに開始できるサービスである料理宅配に乗り出したようです。

 

 

少し話は変わりますが、

先日、アメリカを訪問していた時、電車以外の移動は全てUberを使いました。

 

今までほとんどUberを利用したことが無かったのですが、

今回利用してみて、本当に便利なサービスだと思いました。

 

ただ、このサービスが日本でも同じように受け入れられるかというと、

一筋縄ではいかないとも思っています。

 

その理由は交通サービスについて、

日米で以下の2つの違いがあると考えているからです。

 

1. タクシーサービスのクオリティの違い

日本のタクシーサービスでは、

・料金のごまかしが無い

・丁寧な言葉遣い、対応をしてくれる(たまに例外あり)

・どこにでも行ってくれる

等、既存のサービスのクオリティが非常に高いと思っています。

 

一方、以外に思われるかもしれませんが、

米国の場合は、上記のサービスがいずれも約束されていません。 

 

・料金はしっかりチェックしないとごまかされる可能性がある(特に観光客)

・英語を母国語としないドライバーも多いため、行先が正確に伝わらない場合がある

・治安が悪い場所に行く場合等、行先によっては断られることがある

 

このような背景から、

ドライバーの評価システムや事前の行先確認ができるUberは、

米国では比較的受け入れらやすかったのではないかと思います。

 

 

2. 公共交通機関の充実度の違い

東京23区とマンハッタンの公共交通機関は近いものがあるので例外として、

日本はある程度の大きさの都市であれば電車やバスが充実していますが、

アメリカでは本数や治安の観点から、充実しているとは言い難い状況です。

 

特にアメリカを訪問する観光客にとっては、

公共交通機関以外の選択肢がほとんど無いため、

Uberのようなサービスがあるのはとても有難いと思います。

 

公共交通の観点からは、日本でも地方都市では需要があるように思います。

 

 

 

余談ですが、日本のタクシー会社も専用アプリを作って、

スマホからの配車サービスを開始しました。

www.nihon-kotsu.co.jp

 

Uberとの違いは料金の弾力性ということになりますが、

日本で使う場合は、タクシー会社とUberの料金を比較して安い方を使う、

ということになるのでしょうか。

(もちろん配車までの時間も重要ですが。) 

 

 

 

また、Uberに関する別の観点として、「空いている自動車及びドライバーの活用」

があると思っていて、こちらは非常にインパクトが大きいと考えています。

 

自宅の駐車場を貸し出すサービス等と同様、

乗っていない自動車を使ってお金を稼げるサービスの需要は高いと思います。

 

実際、アメリカでも昼間の自分の仕事が終わった後、

Uberドライバーとして働く等、お小遣い稼ぎ的な働き方をしている人がいます。

 

日本では、ユーザとしてのニーズはそこまで高くないかもしれませんが、

サービス提供側としてのニーズはあるのではないでしょうか。

 

 

UberAirbnbは法律が絡む話なので、一朝一夕では進まないとは思いますが、

間違いなくグローバルに広がっていくサービスなので、

遅かれ早かれ対応する必要があることだと考えています。

 

個人としても、こういった市場の変化に柔軟に対応できるように、

頭を切り替えていかないといけないと思います。

 

それでは。

 

 

シェアリング・エコノミー ―Uber、Airbnbが変えた世界

シェアリング・エコノミー ―Uber、Airbnbが変えた世界

 
シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

 

 

最新技術による義手・義足の進化

 

こんにちは。

 

今日は義手・義足に関する最新技術を紹介したいと思います。

紹介する技術は以下。

www.gizmodo.jp

 

半導体の性能向上と小型化によって、

今までは実現不可能だったシグナル伝達処理が可能になってきています。

 

人間の身体を機械で補う場合、必要なシグナル伝達は2種類あります。

 

1つは義手や義足を動かすための身体→機械への伝達

もう1つは動かしたことをフィードバックするための機械→身体への伝達です。

 

今までの義手・義足は基本的には形を模して作っただけの装置で、

フィードバックという概念を無視していましたが、

半導体の性能が向上したことに加え、バイオ関連技術も向上したため、

フィードバックができるようになってきました。

 

 

国内でもリハビリ用医療機器を開発しているサイバーダインが

機械からのフィードバックによって神経系の回復を促すサービスを提供する等、

一部は既に実用化されています。

 

www.cyberdyne.jp

 

 

また、2020年の東京パラリンピックでは、

オリンピックの記録をパラリンピックが超える可能性があるとも言われており、

義手・義足による身体の拡張はかなり高いレベルまできていることが分かります。

gendai.ismedia.jp

 

 

こうなってくると、人間の身体とは何か、障害とは何か、

という倫理的な問題が出てくることは必然ですが、

今まで不自由だった人を自由にすることは間違いないと思います。

 

このような技術は今後、様々な形で日常生活に入ってくると思いますので、

引き続き注目していきたいと思います。

 

それでは。

 

攻殻機動隊 新劇場版

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009 RE:CYBORG 通常版 [Blu-ray]

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アンドロイドは人間になれるか (文春新書)
 

 

ネット広告の透明性に関する問題

 

こんにちは。

 

電通Facebookとネット広告に関するニュースが立て続けに報道されましたね。

 

電通による正式な発表はこちらですが、

詳細は以下のサイトに詳しく解説されております。

www.goodbyebluethursday.com

 

Facebookの件は以下の通り。

jp.reuters.com

 

世間的にはFacebookの問題は電通と比べて軽く見られているように思いますが、

個人的にはネット広告に関する情報の透明性に問題があったという意味で

与える影響は似ていると思います。

(もちろん、電通はクライアントに不正な請求まで行っているので悪質ですが。)

 

 

ネット広告については、新聞やテレビなどの既存メディアと比較して、

広告の効果を定量的に評価しやすいことがメリットとして挙げられていました。

 

それは事実ですが、評価するためのデータが正しく提供されていることが前提です。

 

元のデータを改ざんされしまうと、そもそも効果があったのかなかったのか、

判断のしようがありません。

 

今回の電通の虚偽報告については、トヨタからの指摘があったと報道されていますが、

トヨタがどのようにして期待した数値の乖離に気づいたのかは気になっています。

(単にネット広告に期待しすぎ、という向きもあろうかと思いますが。)

 

 

広告業界というのは以前から不透明さがつきまとっている業界だと思っていますが、

ネットについては検証の方法があると思いますので、

これをきっかけに健全な体制になることを望んでおります。

 

それでは。

 

 

P.S.

こうなってくるとトヨタの五輪組織委の辞任について、色々勘ぐりたくなってしまいますね。

www.sankei.com

 

 

 

 

広告ビジネス次の10年

広告ビジネス次の10年

 

 

改めてGEがすごい

こんにちは。

 

突然ですが、GE(ゼネラル エレクトリック)という会社をご存知でしょうか。

 

私もそこまで詳しく知っている訳ではなかったのですが、

最近、ニュースや新聞で良く名前が取り上げられていて、改めて興味を持ちました。

 

以下に気になった記事を列挙してみます。

 

www.nikkei.com

 

3DプリンターはここまできたーーGEの“本気の”積層造形ラボ... - GE Reports Japan

 

readwrite.jp

 

newswitch.jp

 

9月だけでも相当数の記事が出ていることから、

世間的な注目も高まっていると思いますし、

個人的にもGEの将来性に非常に期待しています。

 

というのも、上記の記事の中でも触れられている通り、

GEはもともと製造業に強みを持っていて、

発電所向けのタービンだとか、エンジンパーツであるとか、

ものづくりをする上では必要不可欠な部品を多く手がけています。

 

今後、製造業がより効率的にものづくりを進めるためには、

これらの部品のIoT化が必要不可欠だと考えますが、

それを達成するためのキーとなるノウハウや技術を持っているのが

GEだと思うからです。

 

 

少し話は変わりますが、自動運転についても同じことが言えると考えていて、

GoogleAppleが取り組んでいることは周知の事実ですが、

車を作ったことが無い会社だけで自動運転に取り組むことは不可能だと思っています。

 

そういう意味で、自動運転を手がける上ではトヨタやフォード等の

大手自動車メーカの協力が必要不可欠だと思いますし、

自動運転を実現する上で必要な技術を持っているのがこれらのメーカだと考えています。

 

2000年代に入ってからは製造業よりもITの方が重宝されることが多かったと思いますが、

結局、私たちが使っているものの多くは製造業の上に成り立っているものばかりです。

Webサービスやアプリは製品の上で動くものですし。)

 

今後は、今まで真面目にものづくりに取り組んできた会社が

改めて評価されるのではないでしょうか。

 

それでは。 

 

 

 

GE 世界基準の仕事術

GE 世界基準の仕事術

 
GEの口ぐせ (PHPビジネス新書)

GEの口ぐせ (PHPビジネス新書)

 

 

Kindle Unlimited スタート!

こんにちは。

 

アメリカでは先行して始まっていましたが、

8月3日から日本でもサブスクリプション方式の書籍サービス「Kindle Unlimited

がスタートしました。

 

長期的に見れば間違いなく普及するサービスだと考えていますが、

直近の状況を見るといくつか課題があるように思います。

 

直近の課題は以下の2つだと考えています。

 

1. コンテンツの充実度

Kindleがスタートした時にも同じことが言われていましたが、

現時点でKindle Unlimitedの対象となっている書籍がまだまだ少ないように思います。

 

以下のサイトに出版社別の内訳がまとめられていますが、

講談社小学館の書籍は5%未満、集英社に至っては0%という状況です。

www.wildhawkfield.com

 

やはりこの辺の出版社の書籍の本が読めるようにならないと、

サービスとしての魅力は低いのかな、と思います。

(最低でも30%程度は必要な気がします。)

 

ただ、この問題は時間が経てば解決されるものだと思いますので、

あまり心配していません。

 

 

2.  出版社・著作者への配慮(承認、利益配分等)

1.よりもこちらの方が問題だと思っています。

現在登録されている書籍の一部については著作者に適切な周知がなされていない状態

のようです。 

 

また、登録された場合の利益配分についてもまだ不透明感があるように思います。

 

Kindle UnlimitedがスタートしたことによってKindleのランキングにも変化があり、

Kindle Unlimitedに登録している書籍ばかりが上位に入っています。

www.amazon.co.jp

 

この傾向が続くとKindle Unlimitedに登録していない書籍の露出が大きく減るため、

Kindleで販売する=Kindle Unlimitedに登録する」という図式になってしまい、

果たして出版社・著作者に適切な利益が配分されるかどうか、少し心配しています。

 

本当は出版社主導でこういうサービスを展開できると良いんでしょうけど、

やはりプラットフォームを握っている会社は強いですね。。。

 

 

 

 

2つの課題を書きましたが、長期的にはこの手のサービスはどんどん普及するので、

AmazonKindle Unlimitedを始めた影響は大きいと思います。

この先、出版業界がどのように変化するのか、楽しみでもあり、少し怖くもあります。

 

サービスに登録したら、またエントリを書きますね。

それでは。

 

 

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?