遊びが仕事になる時代
こんにちは。
様々な業界で活動が再開される中、特に注目を集めているのは将棋だと思います。
ご存知の通り、藤井聡太7段の快進撃が止まりません。
年齢、勝率、勝ち方など、魅力的なポイントは枚挙にいとまがありませんが、
将棋に新しい時代が訪れていることを感じずにはいられません。
そういえばAIによる指手評価の話も話題になってましたね。
本日の棋聖戦の藤井七段の58手目3一銀は,将棋ソフト(水匠2)に4億手読ませた段階では5番手にも挙がりませんが,6億手読ませると,突如最善手として現れる手だったようです。
— たややん@水匠(COM将棋) (@tayayan_ts) 2020年6月28日
7七同飛成が藤井七段のソフト超えの手として有名ですが,ソフト側からすれば,今回の3一銀発見の難易度はそれ以上ですね! pic.twitter.com/vMkHvK9rlp
プロゲーマーやYoutuberに代表されるように、
一昔前であれば遊びとされていたことでお金を稼ぐことができるようになりました。
将棋の場合は、江戸時代から(歌舞伎のように)世襲制がはじまり、
天覧試合の活動を、仕事として行うようになりました。
このように歴史を見ていくと、
人が行う仕事はどんどん遊び側にシフトしているように考えることができます。
この傾向はこれからも続き、
生命活動を維持するための仕事(いわゆる一次産業)に従事する人の割合は低下し、
楽しみや喜びといった、精神的な豊かさに関わる仕事に関わる人が増えていくように思います。
もちろん、一次産業の重要性は高く、決して蔑ろにするべきではありませんが、
農作物の生産効率の上昇やロボット等の導入によって、
人が割く時間は相対的に減っていくと考えています。
(一次産業については、飢餓人口が増えているという問題もあります。)
職業に貴賎はありませんので、どのような仕事をするべき、ということはありませんが、
その人が得意なこと・やりたいと思ったことでお金が稼げるようになるのは、
素晴らしいことだと思います。
そういう意味では、遊びは遊びではなくなり、仕事が仕事でなくなるので、
各自が何をしたいのかを真剣に考えなければいけない時代になるとも言えます。
藤井さんの活躍を見て、こんなことを考えてました。
それでは。