orangeKid's blog

考えていることを書いていきます/ツイッターもやってます(@orangeKidGreat)

自分に自信が無いと相手の顔色を窺ってしまう

 

ちょっとネガティブなタイトルになってしまいましたが、

仕事をする中で、上司であれ顧客であれ、相手の顔色を窺ってしまう時というのは、

自分の言っていることや仕事に対して自信が無いときだ、ということに、

最近気づきました。

 

自分の仕事に対して自信があるときは、

相手の顔色を気にせず、堂々と話ができるのですが、

自信が無いときはとにかく相手のリアクションが気になってしまいます。

 

自信が無いときの自分というのは、

相手のちょっとしたリアクションに一喜一憂してしまい、

落ち着いて話をすることが全くできません。

 

 

じゃあどうすれば自信を持てるのかというと、

これはもう「考え抜く」ことに尽きると思います。

 

自分の中で自信が生まれるまで考え抜くことによって、

成果物のクオリティは上がりますし、

事前に相手のリアクションを想定しておくこともできます。

 

 

最近、改めて「考え抜く」ことの大切さ、難しさを実感しています。

 

自分の中で考え抜くための方法が確立されていると、

そこまで意識しなくても考えることができるようになりますが、

確立されるまでは、気をつけないと十分に考えることがなかなかできないと思います。

 

日頃から「考え抜く」ことを習慣づけていきたいですね。

 

それでは。

 

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

 

【書評】9、10月の読書まとめ(紙の本)

 

9、10月に読んだ本を3段階評価にしてみました。

備忘録も兼ねて簡単に振り返っておきます。

 

以下、orangeKidの独断と偏見による評価なのであしからず。

 

読んだ方が良いです

敵を味方に変える技術

敵を味方に変える技術

 

以前のエントリにも書きましたが、

良好な人間関係を構築するために必要な要素がふんだんに盛り込まれています。

  

 

時間があれば読んでみて下さい


グレーな本

グレーな本

 

結構面白いのですが、

とりあえず高城さんに質問をぶつけてみれば何か面白い回答があるだろう、

というような制作者側の意識を感じてしまったのが少し残念。

高城さんはとても面白い考え方をされる方なので、

色々な著書を読んで行きたいと思います。

 

 

新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

 

寄稿されている方に僕が好きな人が多かったというのが一番の理由ですが、

特に岩瀬さんや為末さんは面白いことを書いています。

また、各寄稿者のオススメ本が載っているのですが、

どれも面白そうな本ばかりなので、後日読みたいと思います。

 

 

読まなくても良いかも

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

例外的に社会人一年目の人は読んでも良いかもしれませんが、

ある程度社会人経験のある人であれば知っている内容だと思いました。

 

 

改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 上級編: 起業家精神から富が生まれる (単行本)

改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 上級編: 起業家精神から富が生まれる (単行本)

 

この本を読むくらいであれば、

同作者の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ方がためになりますね。

「基本編」も出ているのですが、内容がイマイチでした。

 

 

21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀を生き抜く3+1の力

 

様々な統計データや著名人の発言を引用し、

それらに対して著者がコメントをつけていくスタイルの本でした。

元となっているデータを知らない方には斬新な内容かもしれませんが、

個人的には既に知っている内容が多かったですし、

著者のコメントも想定内の範囲に収まっていたので、

新しい発見はそこまでありませんでした。

(2050年に世界人口の1/4がアフリカ人である等、面白いデータもありましたが。)

 

 

その他(小説等)

以下、余暇の時間で読んだだけなのでコメントは書きませんが。

 

心はあなたのもとに (文春文庫)

心はあなたのもとに (文春文庫)

 
凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

 
マクベス (新潮文庫)

マクベス (新潮文庫)

 
一夢庵風流記 (新潮文庫)

一夢庵風流記 (新潮文庫)

 
果てしなき渇き

果てしなき渇き

 
ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)

 

 

 

意外と紙の本を読んでいて驚きました(笑)

電子書籍もあるので別のエントリで書きます。

 

それでは。 

ブログを書きたいと改めて思いました

 

1ヶ月半振りの更新になってしまいました。

少し間が空くと、再び書き始めるきっかけを掴むのが本当に大変ですね。

 

タイトルにある通り、ブログを書きたいという気持ちが改めて湧いてきたので、

今日からもう一度書き始めたいと思います。

 

というのも、更新していない間のアクセス数を見てみたところ、

決して少なくない数の人がこのブログにアクセスしてくれていることに気づき、

その人たちに向けて何かを書きたいと思ったからです。

 

たいしたことが書けるわけでは無いのですが、

更新しなかった間に考えたことも溜まっているので、

エンジンをかけ直して、今日から再び書き始めます。

 

それでは。

既存の思考パターンから脱却するには

 

MITの衝撃動画「7本の指」片手の能力が向上するとどうなるか | FUTURUS(フトゥールス)

 

少し古いニュースになりますが、

この動画を見て、自分の頭が固いことを実感しました。

 

ロボットを使って高性能な手を作ろうと思った時に、

僕はまず、「5本の指をどのように効率的に使うのか」ということを考えましたが、

そもそも5本である必要がない、ということに気づく必要がありました。

 

 

暗黙の内に前提条件と考えてしまっていることについては、

僕たちはなかなか思いを巡らせることができません。

 

どうしても既存の枠の中でものを考えてしまっていたり、

ありきたりな発想からスタートしてしまったりします。

 

これを打破するためには2つの方法があると考えていて、

一つは、色々な情報を収集してとにかく自分の枠を拡げること

もう一つは、知識で発想するのではなく本質を考えて発想することです。

 

 

一つ目は、割と単純なやり方で、

知識を増やすことによって自分の中の発想の選択肢を拡げよう、という方法です。

 

自分が知らないことについて考えるのは難しいので、

やはりある程度、知識を得ておかないとものを考えることはできないと思います。

 

学校の授業等は主にこの観点から行われているのではないでしょうか。

 

 

二つ目は、比較的難しいやり方ですが、

問題の本質についてゼロベースで考えるやり方です。

 

冒頭に紹介した通り、ロボットを使って手を作ろうと考える時に、

「5本指をどのように効率良く使うか」を考えるのではなく、

「効率良く作業するには、そもそも指は何本必要なのか」を検討する、

という考え方です。

 

7本指という結果だけを見ると、当たり前に受け入れてしまいますが、

7本指という発想に至るのは簡単ではないと思います。

 

以前、テスラモーターズCEOのイーロン マスクがインタビューで、

大手自動車メーカーが電気自動車を上手く作れないのは

既存の自動車の設計をベースに考えているからであり、

電気自動車としての最適な設計をゼロベースで考えないと、

良い電気自動車を作ることはできない、

と言っているのを読んで驚いたことがあります。

(ソースが見つかりませんでした...すみません)

 

経験がアドバンテージになるケースも多いですが、

逆に発想の幅を狭めてしまう可能性もあります。

 

 

そういう意味では、今回紹介した二つのアプローチは、真逆のやり方でもあるのですが、

それぞれの長所を活かせるように、柔軟に考える必要がありますね。

 

それでは。

【書評】敵を味方に変える技術

 

仕事柄、色々な人と話や交渉をする機会が多いのですが、

他人に何かを理解してもらったり、納得してもらうことは本当に難しいと感じています。

 

考えてみると、僕たちの日常は交渉ごとにあふれていて、

家族、友人、仕事関係の人と日々、様々な交渉をしていることに気がつきます。

 

夕飯を何にするか、次の休みにはどこに旅行に行くか等、

ささいなことではありますが、誰かと一緒に決めようとするとなかなか大変ですよね。

 

そういう時にどのようなことに気を付けて会話をすれば良いのか、

ということを解説したのがこの本で、

最近読んだ中では一番ためになったかもしれません。

 

敵を味方に変える技術

敵を味方に変える技術

 

 

中身について書くと時間がかかりそうなので、

ためになった目次の項目だけピックアップしておきます。

 

■ 第1の原理 自分の感情をコントロールする

 - 「反応」するな、「対応」せよ

 - 説得の限界を感じたら議論を打ち切る

 

■ 第2の原理 お互いの信念の違いを理解する

 - 信念と真実の違いを意識する

 - 相手の振る舞いを好意的に解釈する

 - 相手のものの見方を学ぶ

 

■ 第3の原理 相手のプライドを尊重する

 - 相手に恥をかかせない

 - 相手を「重要な人」として扱う

 - 手書きの感謝状を出す

 - 反論するときは相手への経緯を忘れない

 

■ 第4の原理 適切な雰囲気をつくる

 - 「あなたの意見に賛成だ」と言ってから自分の意見を伝える

 - 自分ではなく相手の利益を優先しているという姿勢を見せる

 

■ 第5の原理

 - いやなことを言われたら視点を変える

 - 前置きの言葉でやわらげてからアドバイスする

 - 相手のために逃げ道をつくっておく

 - 自分から友好的な姿勢を見せる

 - 相手との共通点を見つけて、さりげなくアピールする

 

基本的な内容が多いのですが、

自分ができていないことが沢山あることに気づきました。

 

冷静な時には理解できていることでも、

少し冷静さを欠いた状況になるとすっかり忘れてしまうので、

いつでも余裕を持って相手に接することができるように気を付けたいものですね。

 

内容がよく整理されているので、1〜2時間程度で読めてしまうと思います。

 

人間関係に悩んでいる人にオススメです。

 

それでは。

 

敵を味方に変える技術

敵を味方に変える技術

 

 

【書評】天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。

 

ちょっと変わったタイトルですが、

この本には努力を継続するための具体的な方法論が書かれています。

 

著者の山口真由さんは、

東大を首席で卒業し、官僚、弁護士とエリート街道を歩いて来た面白い方です。

 

詳しくはイケダハヤトさんのエントリに書いてあるので割愛します 笑。

東大首席→財務省官僚→弁護士という超エリート・山口真由さんの努力論がすばらしい : まだ東京で消耗してるの?

 

この本には具体的な方法が書いてあるので、

自分の参考になる方法については積極的に取り入れると良いと思います。

 

以下、個人的に参考にしたいと思ったポイントを書いてみます。

 

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

 

 

「朝食は早めに、昼食は遅めに」

 

- 毎日疲れている人は、食事時間の取りかたが少し下手だというのが私の持論です。

 

- たとえば朝9時半定時の会社の場合、2時間程度しか働いていないのに、お昼になったらそこでお昼休みが入ってしまいます。このブレイクはコストパフォーマンス的にももったいないのです。

 

- そのため、私は昼食を14時前後に摂るようにしています。

 

この方法は結構簡単な割に、効果が大きい気がします。

 

前述の通り、集中力の問題もありますし、

お昼時はお店が混雑しているため、待ち時間によるストレスもあります。

 

人と少し違うリズムで生活するだけで、かなり生活環境は改善されますよね。

 

 

「なぜ人は一生懸命選んだ手帳を一ヶ月で使わなくなるのか」

 

- 目標を立てるときに、厳格なスケジュールを立てる人がいます。(略)残念なことに、そういった厳格なスケジュール管理はほとんど意味がないのです。

 

- スケジュールを組んでしまうと、達成できていない自分の姿をまじまじと見ることになってしまいます。 

 

継続するための工夫として、できるだけ挫折感を味わう機会を減らし、

小さな成功体験を重ねることが有効だと考えています。

 

厳格にスケジュールを組むことで、自分が縛られてしまい、

当初の目標やモチベーションを失ってしまう可能性が高いので、

ある程度、バッファーを持たせてスケジュールを組むと良いと思います。

 

 

「努力はまわりに見せること!」

 

- 陰の努力は美徳というように思われていますが、陰で努力をしてしまったら、結果が残せなかったときは、その努力は誰にも評価されずに終わってしまいます。

 

実力主義」というと、どうしても結果のみで評価されると考えがちですが、

実際はその経過とセットで評価される場合がほとんどだと思います。

 

過剰に自分の頑張りをアピールする必要はありませんが、

努力を隠す必要も無いのではないでしょうか。

 

自分が頑張っている姿を見せることで、他人に良い影響を与える場合もありますし、

誰かが助けてくれることもあるでしょう。

 

そういう意味でも、人前で堂々と頑張れば良いと思います。

 

ルールに「抜け道」を作る

 

- ルールを決める際には、必ず「抜け道」が必要であるということです。また、その「抜け道」は自分を説得するための、正当な理由がつけられることがポイントです。

 

- 厳格なルールを設けていると、抜け道の機会を得られたら、とても幸福に思えてきます。厳格ルール下で、こういった幸福を感じると、人は努力を最後まで完遂することにも繋がります。

 

前述のスケジュールの話にも書きましたが、

ルールには必ず抜け道を作っておくべきでしょう。

 

いざという時に自分を守ることができますし、

100%ルールを守ることを自分に課してしまうと、

そのプレッシャーに負けてしまう場合もあると思います。

 

ちょっとした余裕が、長期的に見るととても大事な気がしています。

 

 

以上、一部を紹介しましたが、著者がとても面白い考え方をしていて、

参考になる部分がたくさんありました。

 

著者の時間の使い方を考える時の優先順位については、

 ついでにいえば、私にとって恋人とのプライベートは文字通り二の次です。地球の総人口70億人のうち半分は男性です。少々ストライクゾーンを拡げれば、そのうち半数は適齢期といえるでしょう。そのため、個人的には、恋人は代替不能な存在ではないと思っています。

 と述べる等、少し一般の人とは異なった考え方をしているところも面白いです。

 

多くの人が愛とか恋人を特別視し過ぎている傾向があるように思っているので、

とても共感できました 笑。

 

参考にならない部分も無い訳ではありませんが、

全体としては読む価値のある面白い本だったと思います。

 

それでは。

 

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

 

情報の価値について

 

皆さんはどのように情報を収集しているでしょうか。

 

古くからあるメディアとしては新聞、雑誌、テレビがありますし、

最近ではブログやニュースサイト等、ネット経由で情報を入手することができます。

 

また、セミナーやカンファレンスに参加して、直接人から話を聞く場合もあるでしょう。

 

 

情報の価値は希少性と密接に関わっているので、

基本的には手に入りにくい情報ほど価値が高いと考えられます。



「手に入りにくい」ということの具体的な例として、「時間的な新しさ」がありますが、

この「新しさ」ということについて少し書いてみたいと思います。

(前置きが長くなりました 笑)

 

というのも、僕がブログを書く意味とは何か、

ネットの向こうにいる人に届けられる情報とは何か、ということを考えているうちに、

情報の価値や質について考えたので少し整理したいと思ったからです。

 

 

個人的には、「新しい情報」は以下の3つに大別することができると考えています。

 

1. 過去に誰も知らなかった情報

2. 既存の情報を組み合わせて生まれる情報

3. 個人の考え、経験等のプライベートな情報

 

 

1番目のタイプの情報は、科学的な発見等が該当します。

 

例えば、火星に新しい生物がいた、という情報や、

ヒトの酵素に関するメカニズムが解明された、といった発見は、

未だかつて誰も知らなかった情報になります。

 

当然ですが、このような情報には大きな価値があります。

 

 

2番目に分類される情報は統計データが当てはまると思います。

 

既知となっている複数の情報に基づいて、関係性を調べた結果、

今までは気づかなかった相関が発見される、というケースです。

 

元の情報は既に知られているため、その情報自体の価値は高くありませんが、

「組み合わせた」という点において、新規性が生まれています。

 

広義に考えると、ニュースのキュレーションもこのタイプに分類されると思います。

 

簡単に言えば、バラバラになっている情報を統合することで、

新しい情報を生み出すことができる、ということになるでしょうか。

 

 

3番目はプライベートな情報です。

 

出発点が個人に立脚しているため、情報の新しさという点においては、

これ程価値のある情報も無いような気がします。

 

このタイプの情報の価値でポイントとなるのは、誰の経験や考えなのか、という点です。

 

イチローが何を考えているかを知りたい人と、

僕が考えていることを知りたい人を比較すると、間違いなく前者の方が多い訳です。

 

しかしながら、僕がブログで提供できる情報は圧倒的にこのタイプの情報が多く、

頑張れば2番目のタイプの情報が提供できるかどうか、という感じです。

 

1番目のタイプの情報を提供できればすごく面白いですが、

伝達方法として、ブログというメディアは少し不向きな気もします。

 

 

そう考えると、僕個人への興味を高めていくことでした、

僕が出す情報の価値は上がっていかないのだと思います。

 

じゃあ僕への興味を持ってもらう方法として何ができるかというと、

基本的には、面白いと感じてもらえるエントリを書き続けて、

orangeKidは面白いこと考えているなぁ、と思ってもらうことしかないでしょう。

 

ということで、これからも頑張って書いて行きたいと思います 笑。

(竜頭蛇尾なエントリになってしまいました。。。)

 

それでは。

 

情報の価値を見極めるためのたった3つの質問 | ライフハッカー[日本版]

 

モノから情報へ (-価値大転換社会の到来)

モノから情報へ (-価値大転換社会の到来)