orangeKid's blog

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形のある物を買った時に感じるプレッシャー

 

最近の自分のお金の使い方を振り返っていて、

形のある物を買うことを避ける傾向があるように思いました。

 

旅行とか食事のような、体験を買うような場合には、

比較的ケチらずにお金を使うことができるのですが、

家具や服、家電のような形として残る物の場合、

僕はなかなかお金を使うことができないみたいです。

 

その理由を考えてみると、買った後に手元に残るものからは、

それを買う価値があったのかどうかを絶えずテストされているようなプレッシャー

を感じているからではないか、と思いました。

 

体験するものの場合は、その瞬間が楽しければ問題無いので、

楽しかった思い出を振り返ることはあっても、

使ったお金のことをあまり振り返らずにいられるのですが、

物として目の前にあると、買って良かったのかを考えてしまうことになります。

 

今買う必要があったのか、他の製品の方が良かったのではないか、

もう少し待てば値下がりしたのではないか、来年に新型が出るのではないか。。。

 

こういったことを考えてしまって、買った後に全然楽しめなくなってしまいます(笑)

完全に貧乏性ですね。

 

 

また、物の場合、物理的なスペースを占有したり、

掃除やメンテナンスが必要となるケースも多いため、

買った後に心理的、時間的なコストを支払い続ける必要があることも見逃せません。

 

おそらく、僕の頭の中では、

購入時に支払うコスト以上に実際のコストがかかることを無意識のうちに考慮し、

そんなコストを支払う位なら買わない方がいいや、と考えているのでしょう。

 

ストレス発散のために物を買う、という人がいますが、

僕の場合は買った後に感じるストレスで、より苦しくなってしまうと思います。

 

 

物を買う場合でも、スーツや革靴のように仕事で必要な物の場合は、

割と抵抗感無く買えるのですが、趣味の物となると全然ダメです。

 

特に、子供の頃の名残なのか、

ゲームソフトやゲーム機は買ってはいけないもののような扱いになっています(笑)

 

飲み会に1回行くのと、ゲームソフト1本買うのはほとんど変わらないんですけどね。。。

 

 

自分のお金の使い方を振り返ってみると、

自分が考えていることが見えてくることもあるので、

定期的に振り返ってみると面白いと思います。

 

それでは。

 

それをお金で買いますか――市場主義の限界

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