香港について
こんにちは。
昨日、香港国家安全法が施行されました。
これだけグローバルに人や物が繋がり、情報が行き来する中で、
このような法律が成立してしまうことに大きな危機感を感じます。
国が「国家の安全」とか「治安維持」とか言う時はろくなことが無いですね。
国家安全法については日経新聞の記事が分かりやすいですが、
記事を見て頂ければ分かる通り、
香港政府は形骸化し、実質的に中国政府の管理下に入ります。
また、政権転覆やテロ活動の拡大解釈によって、
言論や主張の自由も大きく制限されることになります。
そして、当然の成り行きだと思いますが、本日、早速逮捕者が出ています。
日本においては、このような事態になることはあまり想定できませんが、
自由とは何か、国家権力とは何か、を改めて考えさせられます。
都知事選の立候補者を見ていると、結構凄い人たちが立候補していますが、
ある意味では、日本における言論の自由が認められていることの証左かもしれません。
(絶対当選して欲しくないですけど)
国内ではディズニーランドの再開のニュース等で盛り上がっていますが、
アジアの地政学、ひいては世界の民主主義にとって、
大きな転換点となる日になると思います。
香港に友人がいるわけではありませんが、彼らの無事を願ってやみません。
それでは。