【書籍】4/4〜10の読書まとめ
こんにちは。
先週読んだ本について、備忘録的にまとめておきます。
皆様の本選びの参考にしてもらえると嬉しいです!
主観的な指標ですがオススメ度として★をつけてみました。
★★★★★ 絶対に読むべき
★★★★ 面白い
★★★ 可も無く不可も無く
★★ あまり面白く無い(立ち読み程度で良い)
★ つまらない(手に取る必要なし)
あくまで主観的な判断なので、怒らないで下さい(笑)
オススメ度:★★★★
最近の風潮である「物を持たない」ということについて、
ファッション業界の事例などを取り上げて分析した本です。
自分の生活を考えてみても、「物を買う」という行為よりも、
旅行や食事といった「経験」にお金を払っている比率が高まっている気がします。
もちろん「経験」にお金を払うことも、広義には「物を買う」ことではありますが、
今までの資本主義社会が前提としていた「大量生産・大量消費」といった文脈からは離れていっていると思います。
この本によると、こういった傾向は日本だけでは無く、世界的に見られるとのことなので、今後の社会の在り方を考える上で参考になると思います。
オススメ度:★★★
日本の子育て環境や少子高齢化について分析・提案している本です。
個人的には、日本人が「母親」という存在に対して過剰な期待を寄せており、
それがプレッシャーとなって息苦しさを生んでいる気がします。
母親の在り方に対する多様性を認めていかないと子育てをしやすい社会にはならないと思いますが、頑なに母親の理想を押し付ける人が結構多い気がするので前途多難ですね。。。
オススメ度:★★★★★
野球選手やバドミントン選手の違法賭博が問題になっていることもあり、
賭博についてしっかり考えてみたいと思っていたところ、この本に出会いました。
日本の歴史における賭博の位置付けや、世界各国での事例を取り上げており、
非常に読み応えのある一冊でした。
この本を読むと、賭博の本質は人間らしさと密接に関わっており、
古くはローマ帝国から現代のカジノまで形を変えて脈々と受け継がれていることが良く分かります。
(本文中に出てくる「動物は賭け事ができない」という記述に納得)
全部で3巻ありますが、まずは1巻を読んでみると良いと思います。
オススメ度:★★★
シャープ社内のお家騒動をまとめた本です。
定量的なデータに基づいた分析というよりは、ドロドロの人間関係を描いた昼ドラ的な内容なので、個人的にはそこまで面白くありませんでした。
読めば分かることですが、シャープ役員はあまりにも視点が内向きであり、
グローバルな視点や会社の未来といったマクロな考え方が出来ていなかったことが一番の問題であるように思います。
シャープと日本が重なって見える部分が多い気がするという点で他人事では無い気がしますが。。。
オススメ度:★
本を読まない人が多いというデータを紹介しつつ、
本を読んだ方が良いとオススメする本です。
が、そもそもこの本を読んでいる時点で本を読む習慣がある人だと思いますし、そういう人にとっては何を今更という感じの内容が多いです。
「本を読んだ方が良い」ということを「本を使って伝える」というのは、
意味が無い気がします。。。
この本の最後にあるオススメ本のまとめは参考になると思います(笑)
オススメ度:★★★
「3年後に隕石が地球に衝突する」という世界で、
そこに生きる人々の過ごし方をオムニバス形式で描いた作品です。
突拍子も無い設定ではありますが、そこで生きる人々の生活はリアリティを感じさせます。個人的にはボクサーの章が良かったです。
カンブリア宮殿 村上龍×経済人3―そして「消費者」だけが残った (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 村上龍,テレビ東京報道局
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/06
- メディア: 文庫
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オススメ度:★★★
村上龍と経済人の対談形式の本。
経済人はバラエティーに富んでおり、サービス業、アパレル、エネルギーと多岐に渡ります。
内容は面白いのですが、口語調で書かれた文章を読むのが苦手なので、
Podcast等で配信されるとありがたいなと思いました。
とりあえず、先週はこんな感じでした。
今週読んだ本についてまた書きますね。
それでは。
P.S.
ブログの書き方を変えて行こうと思っています。
まとまったトピックで書こうとすると、どうしても構えてしまい、
書くのに時間が掛かってしまったり、億劫になってしまうので、
もっと気軽に、駄文も気にせず書いていこうと思いました。
(今までのエントリも駄文じゃないかと言われると耳が痛いですが)