orangeKid's blog

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最近読んだ本

 

最近読んだ本について、メモを残しておきます。

 

マーケット感覚を身につけよう

マーケット感覚を身につけよう

 

ちきりんさんらしい切り口で書かれていてとても面白かったです。

 

マーケットやマーケティングというと、個別の製品のことを考えてしまいがちですが、

個人のスキルや才能においてもマーケット感覚が重要です。

 

業種や業界が将来どのように変化するのか、

その中で価値のあるスキルとは何なのかを考えないと、

自分を高く評価してもらうことは難しいですよね。

 

直近の歴史を考えてみても、

花形産業は繊維→鉄鋼→自動車→金融→ITとどんどん変化しており、

当時、価値があると思った資格やスキルが、10年経つと価値を失う場合があります。

 

スキルを身につけるために努力することは重要ですが、

その努力の方向を間違えると、頑張った割に報われなくなってしまいます。

 

そういう事態を避けるために、市場の変化を察知する能力を身につけましょう、

という啓蒙書でした。

 

「価値ある能力に気づく能力」 という言葉が出てくるのですが、

この本で言いたいことを端的に表現している良い言葉だと思いました。

 

 

仕事に効く 教養としての「世界史」

仕事に効く 教養としての「世界史」

 

ライフネット生命の出口さんの歴史本です。

まだ読み終わっていないのですが、少し読んだだけでも面白さを感じられる良書です。

 

本書は日本史と世界史を分けて考えることができるのか、

という問いかけから始まりますが、

少なくとも僕が学校で習った日本史は世界と独立した形で説明されていました。

 

しかしながら、大人になってから考えれば当然のことですが、

日本が世界の一部である以上、日本だけで完結する歴史なんてあるはずがありません。

 

例えば、鉄砲伝来についても、

日本史では、漂着したポルトガル人が鉄砲を持っていた、という説明を受けますが、

世界の大きな流れから考えると、キリスト教を広めたいというイエズス会の思惑や、

鉄砲を発端に様々な物品を売り込みたいという近隣諸国の意図があり、

偶然、ポルトガル人が日本に持ち込んだ、という理解では不十分であることが分かります。

 

このように、歴史には必然性があると同時に、

誰がどのような意図で書物等に記したのか、ということまで考えると、

歴史は本当に面白いな、と思いました。

 

グローバルにビジネスを展開していく中では、

それぞれの国の歴史を知っているだけでアドバンテージになる場合も多くあると思うので、

日本との繋がりも含めて、改めて勉強し直してみると良いのではないでしょうか。

 

 

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

 

いわゆるコンサルの思考法に関する本です。

 

タイトルには「ノートに何を書いているのか」とありますが、

そこまでノートの書き方に触れているわけではなく、

課題の整理方法等について書かれている本です。

 

この手の本を何冊か読んだことがある人だったら知っている内容ばかりなので、

新しい内容は期待しない方が良いです。

(少なくとも僕にとっては真新しい内容はありませんでした。。。)

 

 

前回のエントリからだいぶ時間が空いてしまいましたが、

少しずつブログを書く感覚を取り戻したいなと思います。

 

それでは。