英語が国際的な公用語なので英語圏の人は損をしているかもしれない
昨今、至る所で英語への対応が議論され、
小学校に英語の授業を導入するとか、社内の英語公用語化とか、
色々なアイディアが出てきています。
僕は単純なので、母国語が英語の人たちはこんなこと考えなくて良いから楽だな、
と考えていたのですが、そうでもないのかもしれないと思い始めました。
最近、仕事で外国人の方と打ち合わせをする機会が多いのですが、
当然、基本的には英語でのディスカッションになります。
しかし、そのような中でも、
微妙な内容や相談事は、その場で日本人同士で日本語で話しますし、
相手が英語圏では無い人、例えばドイツ人の場合、
相手も同様に、たまにドイツ語で議論をしていたりします。
この行動は、相手が自分たちの母国語が分からない前提があるから成り立つわけですが、
アメリカ人の場合、仲間同士が英語で議論した時には、
注意しないと相手に会話の内容が通じてしまう可能性があります。
英語圏の人はわざわざ英語を学ばなくて良いというメリットはありますが、
逆に、自分たちだけの言語を持たないことのデメリットもあるのではないでしょうか。
交渉の場では特にそうですが、
仲間とは話したいけど、相手には聞かれたくない場合は多々あると思いますし、
サッカーのような国際的なスポーツでも、
味方には指示を出したいけど、相手には知られたくない場合は多いでしょう。
そういう時に、自分たちの言語によって話せることのメリットは結構大きい気がします。
英語が母国語ではないことによって損をした気になる人も多いと思いますが、
前述のように考えると、悪いことばかりでは無いと思えるかもしれません。
とはいえ、海外の人と話す時には、母国語+英語の組み合わせは必須ですし、
欲を言えば第二外国語ができるとさらに有利に交渉できるので、
結局、英語は勉強しないといけない、という話になります(笑)
まあ、海外の人と話すというのは、誰にとっても大変です。
まずは英語を頑張りましょう。。。
それでは。
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