orangeKid's blog

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情報の価値について

 

皆さんはどのように情報を収集しているでしょうか。

 

古くからあるメディアとしては新聞、雑誌、テレビがありますし、

最近ではブログやニュースサイト等、ネット経由で情報を入手することができます。

 

また、セミナーやカンファレンスに参加して、直接人から話を聞く場合もあるでしょう。

 

 

情報の価値は希少性と密接に関わっているので、

基本的には手に入りにくい情報ほど価値が高いと考えられます。



「手に入りにくい」ということの具体的な例として、「時間的な新しさ」がありますが、

この「新しさ」ということについて少し書いてみたいと思います。

(前置きが長くなりました 笑)

 

というのも、僕がブログを書く意味とは何か、

ネットの向こうにいる人に届けられる情報とは何か、ということを考えているうちに、

情報の価値や質について考えたので少し整理したいと思ったからです。

 

 

個人的には、「新しい情報」は以下の3つに大別することができると考えています。

 

1. 過去に誰も知らなかった情報

2. 既存の情報を組み合わせて生まれる情報

3. 個人の考え、経験等のプライベートな情報

 

 

1番目のタイプの情報は、科学的な発見等が該当します。

 

例えば、火星に新しい生物がいた、という情報や、

ヒトの酵素に関するメカニズムが解明された、といった発見は、

未だかつて誰も知らなかった情報になります。

 

当然ですが、このような情報には大きな価値があります。

 

 

2番目に分類される情報は統計データが当てはまると思います。

 

既知となっている複数の情報に基づいて、関係性を調べた結果、

今までは気づかなかった相関が発見される、というケースです。

 

元の情報は既に知られているため、その情報自体の価値は高くありませんが、

「組み合わせた」という点において、新規性が生まれています。

 

広義に考えると、ニュースのキュレーションもこのタイプに分類されると思います。

 

簡単に言えば、バラバラになっている情報を統合することで、

新しい情報を生み出すことができる、ということになるでしょうか。

 

 

3番目はプライベートな情報です。

 

出発点が個人に立脚しているため、情報の新しさという点においては、

これ程価値のある情報も無いような気がします。

 

このタイプの情報の価値でポイントとなるのは、誰の経験や考えなのか、という点です。

 

イチローが何を考えているかを知りたい人と、

僕が考えていることを知りたい人を比較すると、間違いなく前者の方が多い訳です。

 

しかしながら、僕がブログで提供できる情報は圧倒的にこのタイプの情報が多く、

頑張れば2番目のタイプの情報が提供できるかどうか、という感じです。

 

1番目のタイプの情報を提供できればすごく面白いですが、

伝達方法として、ブログというメディアは少し不向きな気もします。

 

 

そう考えると、僕個人への興味を高めていくことでした、

僕が出す情報の価値は上がっていかないのだと思います。

 

じゃあ僕への興味を持ってもらう方法として何ができるかというと、

基本的には、面白いと感じてもらえるエントリを書き続けて、

orangeKidは面白いこと考えているなぁ、と思ってもらうことしかないでしょう。

 

ということで、これからも頑張って書いて行きたいと思います 笑。

(竜頭蛇尾なエントリになってしまいました。。。)

 

それでは。

 

情報の価値を見極めるためのたった3つの質問 | ライフハッカー[日本版]

 

モノから情報へ (-価値大転換社会の到来)

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