なでしこジャパンから感じる自信を持つことの重要性
ベトナムで行われていたサッカー女子アジアカップで、日本女子代表が優勝しました。
過去14回出場して、今回が初の優勝ですが、
彼女達の活躍を見ていて、自信を持つことの重要さを改めて感じました。
なでしこジャパンが自信を持ってプレーできている大きな理由の一つが、
2011年のワールドカップ優勝であることは間違いないと思います。
特に、決勝戦でアメリカに勝った、という事実はとても重要だったと思っています。
ワールドカップ決勝戦の前までの日本対アメリカの戦績は0勝21敗4分で、
過去に一度も勝ったことが無い相手であり、
アメリカはワールドカップで優勝2回、準優勝1回と、華々しい成績を収めており、
ワールドカップで勝つ術を心得ているチームです。
そのような相手に対して臆する事無く立ち向かい、何度も追いついた末、
PK戦で勝ったことで彼女達が得た自信は計り知れないと思います。
(準々決勝のドイツ戦も大きかった自信も大きかったと思いますが。)
ワールドカップが終わってから初めて開催されたアジアカップで、
彼女達が初めて優勝できたことは、ここで得た自信と無縁では無いでしょう。
1年前の記事で恐縮ですが、
男子サッカーの長友選手、内田選手も同じことを言っています。
長友も内田も勝ち癖足らん/コンフェデ杯 - サッカー日本代表ニュース : nikkansports.com
自転車や水泳もそうですが、一度コツを掴んでしまえば、
それ以降は何も意識しなくてもできるようになってしまうように、
一度、優勝することができると、次に大会に挑む時にも自然と優勝を意識します。
「勝てる」「優勝できる」と言い聞かせるように意識してしまうと、
逆に固くなってしまったり、萎縮してしまったりして、悪影響を及ぼしますが、
「自然と意識する」ことによってリラックスして挑むことができると思います。
サッカーに限らず、仕事もそうですが、
成功体験を積み重ねることでしか得られない自信があるので、
勝ち続けることは重要だと改めて感じました。
来月から始まる男子ワールドカップでも、
日本代表にとって大きな自信となるような試合ができると良いですね。
それでは。
P.S.
勝ち続けるという意味では、 以前紹介した梅原大吾さんの本がとても面白いです。
未読の方は是非。