orangeKid's blog

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生徒が先生の言うことを聞かない理由

 

最近、出張の際等に修学旅行生の団体を良く見かけるのですが、

引率の先生が、騒いでいる生徒をまとめている様子をみて、

先生というのは本当に大変な仕事だなぁ、と感じました。

 

僕の学生時代を思い返してみても、

先生の言うことを大人しく聞く生徒の数は少なく、

多くの生徒が言うことを聞かずに騒いでいたりしました。

 

なぜ生徒が先生の言うことを聞かないのかを考えてみると、

生徒が先生のことを尊敬していないことが原因だと思っています。

 

 

個人的な話になりますが、僕の先生だった人の多くは、

「テストで良い点を取るために頑張れ」という指導であったり、

「内申点に響くようなことはしない方が良い」というアドバイスはくれましたが、

当時の僕の悩みであったり、

僕が不安に思っていることに対しては、向き合ってくれなかったように思います。

 

そのような先生が語る言葉というのは、

「先生自身」から「僕」に向けられているのではなく、

「一般の先生」が「一般の生徒」に向けて話す言葉でしかないため、

なかなか聞く耳を持ち辛かったのかもしれません。

 

子供は大人の行動に対してとても敏感なので、

自分のことを考えてくれていないと分かると、

全然言うことを聞かなくなるのだと、僕は考えています。

 

そういう意味では、よっぽど良い先生でない限り、

生徒が自発的に先生の言うことを聞くことはなく、

その結果として、内申点の存在を盾にして指導するしかなくなるのではないでしょうか。

 

 

学生時代の僕にしても、多くの先生の言うことは話半分で聞いていた反面、

この先生の話はしっかり聞こう、と思える先生は何人かいました。

 

そういう先生は、独自の考え方を持って授業をしていて、

先生自体も魅力的な場合が多く、目標となる大人の1人として、

僕と向き合ってくれていたように感じます。

 

やはり、人間的に魅力的な人が先生になるべきで、

お金を稼ぐことを第一の目的として先生をしている人は、

すぐに辞めた方が良いと思います。

 

先生をしている人には、是非、

生徒が尊敬できるような立ち居振る舞いや、物の考え方をしていただきたいです。

 

修学旅行生の集団を見ていて、そんなことを考えました。

 

それでは。

 

三四郎

三四郎