会社とは誰でもお金を稼げるようにするためのシステムである
最近、お金を稼ぐとはどういうことなのかを考え続けています。
このブログでも何度か書いていると思いますが、
世の中に何らかの価値を提供することで、対価としてお金や物品を得る、
というのが基本的なお金を稼ぐ方法になると考えています。
しかし、価値を提供できるほどの才能や能力を見つけられていない人もいます。
では、そういう人はお金を稼ぐことができないのかというと、
そんなことはなく、多くの人が学生が終わると、何らかの形でお金を稼ぎ始めます。
なぜ、多くの人がお金を稼ぐことができるのか。
それは、経営者と呼ばれる人たちが、
お金を稼ぐ方法を仕組み化した「会社」を作っているからです。
「会社」が素晴らしいのは、
働く人に対して最初から才能を要求する訳ではなく、
まずは時間を要求し、長期的なスパンで才能を伸ばせば良いと考えている点です。
もちろん、即結果を出すことを求められる会社もありますが、
時系列でみると、提供している価値は時間から能力に変化していると思います。
そういう意味では、入って暫くの期間は給料泥棒のような側面もあるのですが、
「会社」はそれを許容してくれます。
フリーランスの場合は、新人もベテランも関係なく、
アウトプットによってのみ評価されるため、
学生を出たばかりの人がいきなりフリーランスで生活費を稼ぐというのは
現実的ではないでしょう。
会社が従業員から搾取をしているというのも事実ですが、
同じように従業員も会社から搾取している部分があると思います。
(最終的な収支は会社の側がプラスかもしれませんが。)
このように考えると、改めて「会社」という存在はすごいなぁ、と感心します。
そして、誰でもお金を稼げるように仕組み化できる人は、
社会にとってとても重要な存在なんだ、と改めて感じました。
それでは。