orangeKid's blog

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裏付けのない成功は危ない

 

多くの人が良い評価/成績を取ることを目標として、

仕事や勉強に取り組んでいると思います。

(良い仕事をすると高い評価が得られる、という前提ですが。)

 

そのような中で、自分が思ったよりも評価が高かったり、

何故か良い成績が出てしまったりすることがあると思いますが、

そのような成功体験は長期的に見ると、とても危険だと僕は考えています。 

 

 

なぜそのように考えているかというと、

裏付けのない成功体験によって、自分の実力を過大評価してしまい、

本来は反省すべき点を見落としてしまったり、

成長に必要な努力を怠ったりする場合があるからです。

 

 

ファーストリテイリングの柳内さんも書籍で書かれていますが、

基本的には成功したことはすぐに忘れて、

自分がまだ手を付けたことのない仕事や、苦手な仕事に注意を向ける方が

長期的には成長できると思います。

 

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)

 

 

 

もちろん、自信をつける意味で、ある程度の成功体験は必要だと思いますし、

評価が低いままだとモチベーションの維持は難しいでしょう。

 

また、こうすれば上手くいくはずだ、と考えて実行した結果、

素晴らしい成果が出た、というように、

自分が確信を持って成功できた体験もとても大切です。

 

しかし、その成功体験に執着してしまうようだと、悪影響があると思います。

(正に今の家電メーカー等はその良い例でしょう。)

 

成長するためには、

ある程度の自信は持った上で、自分はまだ未熟だと反省する姿勢を持つ、

という絶妙なバランス感覚を持つ必要があります。

 

 

何となく物事がうまくいってしまう、というノっている状態というのも大事なのですが、

何故うまくいっているのか、という分析を心がけるべきだと思います。

 

自分の実力を把握しないまま、物事を進めてしまうほど怖い事は無い

と思ったので、エントリを書いてみました。

 

それでは。

 

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)