「秘密」について
インターネットによって情報伝達の範囲が拡大され、伝達速度もとても速くなりました。
僕らが日常的に必要な情報は、検索すればほぼ全て手に入りますし、
facebookやTwitterを通じて、離れている友人や家族が何をしているのかも
おおよそ把握することができます。
一方で、WikiLeaksやP2P等を通して重要な機密情報が漏洩したり、
有名人のプライベートがソーシャルメディアを通じて暴かれることがあるなど、
情報を狭い範囲に押しとどめておくことが年々難しくなっていると思います。
そのため、一昔前に比べて、「秘密」の価値が高まっており、
いかにして秘密を守るか、ということの重要性が増しているように感じてます。
実際、情報を限定することを価値としているサービスが増えてきており、
snapchat や vine などは時間に制限をかけることによって価値を生み出しています。
無料/無制限というのがwebサービスの大きな価値でしたが、
それと同じ位、有料/制限有であることにも価値があると、僕は考えています。
もちろん有料である分、提供するサービスの質は高くなければいけませんが、
有料であること自体がデメリットになるわけではないと思います。
今後、どのようなサービスが出てくるのか楽しみです。
それでは。