orangeKid's blog

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楽しく仕事をするとはどういうことなのか

 

仕事をするときに、できるだけ楽しく働きたいと思う人は多いと思いますが、

中には楽しく仕事をする、というのがどういうことなのかを分かっていない人が 

いるように感じています。

 

特に、楽しく働くということと、

仕事に対して甘いことを勘違いしている人が多いように個人的には思います。

 

以下は僕の定義になりますが、少し書いてみます。

 

 

「楽しく仕事をする」ということとは、

クオリティの高い仕事をすることによって喜びが得られ、

その喜びが次の仕事のモチベーションとなり、

そのループを繰り返しながら、より自分の仕事のクオリティを上げていくこと

だと考えています。

 

つまり、成長することが楽しさなのだと思っています。

 

当然ですが、仕事をする中では、

厳しいことを言われる場合もありますし、辛い場面に出くわすこともありますが、

そのようなことがあったからといって楽しくない、とは僕は感じません。

 

厳しいことを言われなければ、

「楽」ではあると思いますが、「楽しく」はないと思います。

 

 

厳しいことを言われない環境は、楽しいのではなく、甘いだけです。

 

そして、仕事をする上で、甘い環境というのは多くの弊害をもたらすと思います。

 

よっぽど意識の高い人でないと仕事のクオリティは上がらないと思いますし、

個人が成長するのも難しいのではないでしょうか。

 

厳しさから逃げている人は、楽しく仕事をすることはできないのだと考えています。

 

 

じゃあ厳しければいいのか、という話もあると思いますが、

厳しいことは楽しく働く上で必要なものではありますが、

厳しいからと言って楽しく働けるわけではありません。

 

そこには「仕事に対する適切な厳しさ」というものが求められていると思います。

 

失敗をした人や、仕事が十分なクオリティに達していない人に対して、

必要なタイミングで、必要な指摘をすることが重要です。

 

このような前提の上で、初めて厳しさが意味を持ちます。

 

楽しく仕事をするために厳しくありたい、と常々思っているのですが、

なかなか難しいと感じています。

 

ただ、楽しさを追求した結果、厳しさを捨ててしまうのは本末転倒だと思うので、

自戒を込めてこのエントリを書きました。

 

働いていて心から楽しいと感じられる状態を目指して、

明日からの仕事に臨みたいと思います。

 

それでは。

 

新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)

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