orangeKid's blog

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デジタルデバイスとの付き合い方

 

Google Glassが発売されたり、AppleによるiWatch (?)の開発が噂される等、

暫くの間はウェアラブル端末が盛り上がりそうです。

 

また、スマートフォンも幅広く浸透し、

ネットに繋がる何らかの端末を誰もが持っている状況になりつつあると思います。

 

その一方で、Twitterでの発言やFacebookへの写真投稿によって、

社会問題に発展するケースも多く、

デバイスの普及速度とITリテラシーの向上速度に解離が生じているようにも見えます。

CNN.co.jp : エイズの差別的ツイートで物議、米企業幹部が失職

 

そんな中、GoogleからGlass利用時のガイドラインが発表されました。

GoogleがGlass利用のマナーのガイドラインを発表―「グラス迷惑人間(Glasshole)になるな」 | TechCrunch Japan

  

最新のデジタルデバイスに対しては、

積極的に活用しようと考える人がいる一方で、

嫌悪感を示す人も多く、両者が混在する場所でのマナーは非常に重要です。

(この辺は喫煙者に対して求められているマナーと同じような印象を受けます

 

デバイスがネットに繋がっていることや、

カメラ等の付帯装置が高機能化していることもあり、

もはやデバイスを持っている本人だけの問題ではなくなりつつあります

 

今後普及する製品は、より自然な形で生活に溶け込んでくると思うので、

個人がそれらの製品とどのように付き合っていくのか、

社会としてどのように受け止めて行くのか、ということを考える必要がありそうです。

 

今回、Googleが積極的にガイドラインを作ったことはとても良いことだと思います。

 

デバイスを作って終わりではなく、それらが社会に与える影響について考え、

どのように社会に受け入れてもらうのか、ということを企業は考えなければいけません。

 

Googleには理想の社会に対するビジョンがあり、

そのビジョンを実現するためにサービスや製品を作る、

という一環した方針があるように見えます。

 

翻って、日本のメーカーは、そういう理想をなかなか描けていないことが、

遅れをとっている要因の一つではないかと感じています。

 

今回のガイドラインを通して、そんなことを考えていました。

 

それでは。