orangeKid's blog

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頭が良いとは複雑な思考に耐えられること

 

「頭が良い」とはどのような事を指すのでしょうか。

 

いわゆる筆記試験ができるというのは、試験の難易度の差はありますが、

「出題者の意図を理解することができる」とか、

「学んだことを再現できる、応用できる」というタイプの頭の良さで、

僕のイメージする頭の良さとは少し違います。

 

というのも、筆記試験の場合は、出題者が用意した回答があり、

その回答をいかに短時間で、賢く導けるのか、を評価しているだけだからです。

 

これも頭の良さの一つではあります。

 

しかし、僕の考える頭の良さとは、

現時点で答えが分かっていない問題に答え(のようなもの)を出せる能力

さらに、

その答えを他の人に説明し、納得してもらう(支持してもらう)能力

を意味しています。

 

 

世界が抱える問題や日本国内で起こっている問題は非常に複雑で、

全員が100点をつけるような解決策というのは存在しない、と僕は考えています。

 

そういう中で、大きいスケールで物事を捉え、

様々な立場の人に自分が考える正しさを伝えることで全員を説得し、

実行できる能力こそ、真の頭の良さ/優秀さではないか、と思います。

 

問題をどのように限定するのかで、当然答えは変わってきますが、

範囲が大きくなればなるほど、関わってくる要素は多くなり、複雑さが増してきます。

 

その複雑さと向き合い続け、合理的に物を考え、

周りも巻き込んでいけるような人こそ僕のイメージする優秀さです。

 

 

特に政治家のようなリーダーには、上述の優秀さを期待したいのですが、

そもそもそういう人が立候補しないのか、

それとも民衆が当選させないのか、は分かりませんが、

政治家に優秀な人はそこまで多くない、というのが現状ではないでしょうか。

 

少なくとも自分は、まだまだそういうレベルに達していないので、

複雑な問題を考え続けられるような優秀さを身につけるために努力したいと思います。

 

それでは。