仕事ができる人とはどういう人か?
経営者目線に関する記事に関連して、
個人的にイメージする仕事ができる人、というテーマで書いてみます。
僕のイメージする仕事ができる人は、以下のステップを高速で回せる人です。
- 顕在化していない課題を見つける。
- スケジュールや予算を考慮して、その課題を解決する効率的な方法を考える。
- 手を動かして実際に解消する。
- 自分では無い人でも同じように対処できるように、解決方法を汎用化する。
- 他人に権限を委譲して任せる。
- 1.に戻る。
個人的な印象としては、1〜5のステップ全体でかかる手間に対して、
課題の顕在化が半分くらいを占めている気がしています。
解決すべき課題をしっかりと特定できれば、
それを解決する最適な方法というのはそんなに迷うことは無いと思います。
仕事ができない人は、自分が取り組んでいる仕事の本質が理解できていなかったり、
問題を見誤っている場合が多いのではないでしょうか。
(その本質を適切に示してあげるのが上司の役割だと思います。)
前述したサイクルを回す手法というのは、
数学の証明や科学の実験系にも通じるところがあると思うので、
理系の方の方がしっくりくるかもしれません。
60年前の本になりますが、
問題を解く/課題を解決する、ということに関する名著があるので紹介しておきます。
分かりやすい言葉で、問題を解くこととはどういうことかが記述されています。
(文系の方でも読める内容だと思います。)
この本は年内にレビューしたいと思います。
それでは。