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【書籍】 成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう

年末年始を使ってまとめて本を読んだので、ちょっとずつ書いていきます。

まずは1冊目です。 

 

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

 

 

既に何度も読み返している本ですが、今回再読しました。

この本で最も勉強になったことは、起業家が有する以下の3つの人格に関する記述です。

 

① 起業家:変化を好む理想主義者

→ 将来のビジョンを持ち、周囲の人たちを巻き込みながら、

  変化を引き起こそうとする人物

 

② マネージャー:管理が得意な現実主義者

→ 管理が得意な実務家。

  起業家が変化を好むのに対し、マネージャーは変化を嫌う。

  起業家はチャンスを探す一方で、マネージャーは問題点を探そうとする。

 

③ 職人:手に職を持った個人主義

→ 自分で手を動かすことが大好きな人間。

  信条は「きちんとやりたければ、人に任せず自分でやりなさい」

 

この3つの人格のバランスを取ることによって、

事業を発展させることが可能になります。

(もちろんそのバランスは事業のフェーズによって異なりますが)

 

また、以下のようなアドバイスも勉強になります。

 ・事業は小さく始めること

 ・事業の試作モデルを作ること

 ・顧客の意見から学ぶこと

 ・ハードシステム(電話機、PC等)/ソフトシステム(業務マニュアル等)

 /情報システム(会計、在庫管理等)を整えること

 

既に起業している人からすると当然だと思われる内容が多いとは思いますが、

これから起業しようとしている人にとっては良いシミュレーションになります。

 

読んだことの無い人は是非読んでみてください。

それでは。

久々のエントリです

 

ご無沙汰しております。

 

時間的にも精神的にもブログを書く余裕が無く、

前回のエントリから4ヶ月も間が空いてしまいました。

 

過去のエントリの間隔を見ていると、

2ヶ月くらいで力尽きて休載(笑)してしまうようなので、

今回は3ヶ月以上、継続的に書くことを目標にしたいと思います。

 

最近読んだ本は以下のような本を読んでました。 

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 
敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

 
貧困の終焉―2025年までに世界を変える

貧困の終焉―2025年までに世界を変える

 

 

中でも敗者のゲームは面白かったです。

既に投資をしている人も、これから投資をしようと思っている人も

勉強になると思いますので、オススメです。

 

 

 

あと、少し前のニュースになりますが、

任天堂の岩田さんがお亡くなりになったのは、凄く驚きました。

 

病気を抱えていらっしゃったことは知っていましたが、

元気に仕事はこなされていた様子だったので、

ニュースを知った時は信じられませんでした。

 

ニュースの後に任天堂関連の本やコラムを読み漁っていますが、

改めて岩田さんの功績の大きさを思い知らされています。

 

特にWiiによってゲーム機のスペック競争から抜け出し、

テレビゲームが持っている本質的な楽しさをユーザに思い出させたことは、

高く評価されるべきだと思います。(既に評価はされていますが)

  

こんなに落ち込んだのはスティーブ・ジョブズが他界した時以来で、

本当に希有な方を失ってしまったと感じました。

 

これからの任天堂は大変だと思いますが、応援して行きたいと思います。

 

 

まとまりの無いエントリですが、今日はこの辺で。

それでは。

 

自分が正しいと信じることができれば判断に迷わずに行動できる

 

仕事でもプライベートでも、

日常的に何かしらの判断をしなければいけない場面は多いですが、

自分の判断が正しかどうか、イマイチ自信が持てないことがあると思います。

 

判断に迷うときというのは、

仮にAとBがあった時に、どちらにもメリット・デメリットがあり、

一概にどちらが正しいかを決められない時だと思いますが、

結局、その判断が正しいかどうかは客観的に判断できないことが多い気がしています。

 

客観的に正しいかどうかはむしろ副次的なものでしかなく、

自分が胸を張って、「正しい判断をした」と言えることが重要なのではないでしょうか。

 

 

昨今、いじめに関するニュースが報じられていましたが、

僕がいじめにあっている状況だったら、「逃げる」と考えると思います。

 

おそらく、周りの人は、「逃げるな」だの「それはいじめではない」だの、

色々な意見を言うと思いますし、

もしかしたらそちらの意見が正しいのかもしれませんが、

自分にとっての正しさ(自分がいじめに遭っていて、逃げた方が良いと考えること)に

自信を持って行動することが重要でしょう。

 

 

別の例で言えば、目の前で人が転んで鞄の中身が路上に散乱してしまった時に、

拾ってあげるかどうかを迷う人はほとんどいないと思います。

おそらく自信を持って、助けてあげることができるでしょう。

 

もしそのことについて他人に何かを言われたとしても、

「自分は正しいことをしている」と主張できるはずです。

 

 

仕事でも同じことが言えると考えていて、

うまく行くかどうかは結果論でしか語れない部分があると思いますが、

そのような中では、その判断や行動に対して、自分が自信を持てるかどうか、

自信を持つ根拠となる判断基準を持っているかどうかが、大切だと思っています。

 

おそらく、自分の判断に自信がないから、

上司に意見を聞いてみたり、ビジネス書に答えを求めたりしてしまうのでしょう。

 

上司や本に頼っている内は、

まだまだ自分の中の判断軸が形成できていないということです。

 

日々、自分の行動や仕事ぶりを振り返って、

自信を持って判断することができているかを考えてみてください。

 

今年度から社会人になった方にも、

一刻も早く、自分の判断軸を作って頂きたいと思います!

 

それでは。

 

 

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

 

 

最近読んだ本

 

最近読んだ本について、メモを残しておきます。

 

マーケット感覚を身につけよう

マーケット感覚を身につけよう

 

ちきりんさんらしい切り口で書かれていてとても面白かったです。

 

マーケットやマーケティングというと、個別の製品のことを考えてしまいがちですが、

個人のスキルや才能においてもマーケット感覚が重要です。

 

業種や業界が将来どのように変化するのか、

その中で価値のあるスキルとは何なのかを考えないと、

自分を高く評価してもらうことは難しいですよね。

 

直近の歴史を考えてみても、

花形産業は繊維→鉄鋼→自動車→金融→ITとどんどん変化しており、

当時、価値があると思った資格やスキルが、10年経つと価値を失う場合があります。

 

スキルを身につけるために努力することは重要ですが、

その努力の方向を間違えると、頑張った割に報われなくなってしまいます。

 

そういう事態を避けるために、市場の変化を察知する能力を身につけましょう、

という啓蒙書でした。

 

「価値ある能力に気づく能力」 という言葉が出てくるのですが、

この本で言いたいことを端的に表現している良い言葉だと思いました。

 

 

仕事に効く 教養としての「世界史」

仕事に効く 教養としての「世界史」

 

ライフネット生命の出口さんの歴史本です。

まだ読み終わっていないのですが、少し読んだだけでも面白さを感じられる良書です。

 

本書は日本史と世界史を分けて考えることができるのか、

という問いかけから始まりますが、

少なくとも僕が学校で習った日本史は世界と独立した形で説明されていました。

 

しかしながら、大人になってから考えれば当然のことですが、

日本が世界の一部である以上、日本だけで完結する歴史なんてあるはずがありません。

 

例えば、鉄砲伝来についても、

日本史では、漂着したポルトガル人が鉄砲を持っていた、という説明を受けますが、

世界の大きな流れから考えると、キリスト教を広めたいというイエズス会の思惑や、

鉄砲を発端に様々な物品を売り込みたいという近隣諸国の意図があり、

偶然、ポルトガル人が日本に持ち込んだ、という理解では不十分であることが分かります。

 

このように、歴史には必然性があると同時に、

誰がどのような意図で書物等に記したのか、ということまで考えると、

歴史は本当に面白いな、と思いました。

 

グローバルにビジネスを展開していく中では、

それぞれの国の歴史を知っているだけでアドバンテージになる場合も多くあると思うので、

日本との繋がりも含めて、改めて勉強し直してみると良いのではないでしょうか。

 

 

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

 

いわゆるコンサルの思考法に関する本です。

 

タイトルには「ノートに何を書いているのか」とありますが、

そこまでノートの書き方に触れているわけではなく、

課題の整理方法等について書かれている本です。

 

この手の本を何冊か読んだことがある人だったら知っている内容ばかりなので、

新しい内容は期待しない方が良いです。

(少なくとも僕にとっては真新しい内容はありませんでした。。。)

 

 

前回のエントリからだいぶ時間が空いてしまいましたが、

少しずつブログを書く感覚を取り戻したいなと思います。

 

それでは。

英語が国際的な公用語なので英語圏の人は損をしているかもしれない

 

昨今、至る所で英語への対応が議論され、

小学校に英語の授業を導入するとか、社内の英語公用語化とか、

色々なアイディアが出てきています。

 

僕は単純なので、母国語が英語の人たちはこんなこと考えなくて良いから楽だな、

と考えていたのですが、そうでもないのかもしれないと思い始めました。

 

 

最近、仕事で外国人の方と打ち合わせをする機会が多いのですが、

当然、基本的には英語でのディスカッションになります。

 

しかし、そのような中でも、

微妙な内容や相談事は、その場で日本人同士で日本語で話しますし、

相手が英語圏では無い人、例えばドイツ人の場合、

相手も同様に、たまにドイツ語で議論をしていたりします。

 

この行動は、相手が自分たちの母国語が分からない前提があるから成り立つわけですが、

アメリカ人の場合、仲間同士が英語で議論した時には、

注意しないと相手に会話の内容が通じてしまう可能性があります。

 

英語圏の人はわざわざ英語を学ばなくて良いというメリットはありますが、

逆に、自分たちだけの言語を持たないことのデメリットもあるのではないでしょうか。

 

交渉の場では特にそうですが、

仲間とは話したいけど、相手には聞かれたくない場合は多々あると思いますし、

サッカーのような国際的なスポーツでも、

味方には指示を出したいけど、相手には知られたくない場合は多いでしょう。

 

そういう時に、自分たちの言語によって話せることのメリットは結構大きい気がします。

 

 

英語が母国語ではないことによって損をした気になる人も多いと思いますが、

前述のように考えると、悪いことばかりでは無いと思えるかもしれません。

 

とはいえ、海外の人と話す時には、母国語+英語の組み合わせは必須ですし、

欲を言えば第二外国語ができるとさらに有利に交渉できるので、

結局、英語は勉強しないといけない、という話になります(笑)

 

まあ、海外の人と話すというのは、誰にとっても大変です。

 

まずは英語を頑張りましょう。。。

 

それでは。

 

 

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

 

 

もし全ての職業の給与が同一だとしたら

 

Newspicksで以下の記事を読みました。

もうお金でモチベーションを上げるのは不可能「僕らはお金を入れたら動く自動販売機じゃない」|リーディング&カンパニー株式会社

 

「働く理由をお金に求めない」というのが記事の要旨ですが、

今の自分の仕事にモチベーションについて考えるのはなかなか難しいことです。

 

今までの自分の経験、金銭事情、人間関係等を考慮すると、

自分の仕事のモチベーションは「その仕事に対するやる気」以外にもたくさんあり、

様々なものによってモチベーションを維持していることが分かります。

 

そこで、モチベーションについて考える方法の一つとして、

仮に全ての職業の給与が同一だったとしたら自分がその仕事を選ぶかどうか、

という考え方を提案してみたいと思います。

(色々な前提をすっ飛ばして考えてみてください。)

 

 

仕事をする上での苦労や努力に差はあるものの、得られる対価が同じだった時に、

自分が今の仕事を続けられるかどうかを考えてみると、

自分の仕事に対する金銭の価値をある程度評価することができるのではないでしょうか。

 

おそらくプライドを持って仕事ができている人は、

他の職業に移る可能性は低いのではないかと思います。

 

勝手なイメージですが、サッカー選手や料理人、歌手、プロ棋士のような人たちは、

仮に多額の金銭が伴わなかったとしても、その仕事を続けられる気がします。

 

芸術家などはその最たるもので、生きている内に作品が売れず、

貧乏生活を続ける人は多いと思います。

 

それでもモチベーションを失わずに作品を創り続けられるモチベーションは、

尊敬に値します。

(おそらく起業家もこのタイプに該当するでしょう。)

 

 

一方、お金のためだけに仕事をしている人は、

どうせ同じお金がもらえるのであれば、もっとやりたいことをする、

という選択をする人が多いと思います。

 

仕事自体の魅力が少ないという不満を金銭的な要因で補っている人は、

金銭的なメリットが無くなった場合に、その仕事を続ける意欲は無くなります。

 

金銭的なメリットが無い状況下で選択する仕事こそ、

金銭をモチベーションにせずに取り組める仕事なのだと思います。

 

 

昨今では、本当に色々なお金の稼ぎ方があるので、

意外と自分が好きなことでお金を稼ぐことが可能な環境ではないでしょうか。

 

Hikakinさんイケダハヤトさんなんかはこの好例で、

彼らは本当に好きなことを続けられているように見えます。

 

もちろん、彼らにも悩みや苦労があるとは思いますが、

それを補って余りあるモチベーションを感じて自分の仕事に取り組み、

その結果、多くの人から支持され、お金を稼いでいるのは素晴らしいことです。

 

 

そういう意味では、

ここ数年で「仕事」という言葉の持つ意味が大きく変わってきている気がしています。

 

ある面から見れば「遊び」に見えていることが、

別の面では「仕事」として評価される時代になったと感じており、

「仕事」と「金銭」を直接結びつける時代は終わりを迎えつつあり、

金銭をモチベーションにしている人は、早めにその考え方から脱却しないと、

将来的には仕事が無くなってしまう可能性すらあると考えています。

 

それ位、好きなことに取り組んでいる人のパフォーマンスは高いですし、

あっという間にそうでない人を追い抜いてしまう可能性を持っています。

 

ダニエル・ピンクの本にもある通り、

社会の成熟度に合わせて仕事の本質は変化するので、

いち早く新しい考え方にシフトする必要があると感じました。

 

それでは。

 

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

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