orangeKid's blog

考えていることを書いていきます/ツイッターもやってます(@orangeKidGreat)

自分が正しいと信じることができれば判断に迷わずに行動できる

 

仕事でもプライベートでも、

日常的に何かしらの判断をしなければいけない場面は多いですが、

自分の判断が正しかどうか、イマイチ自信が持てないことがあると思います。

 

判断に迷うときというのは、

仮にAとBがあった時に、どちらにもメリット・デメリットがあり、

一概にどちらが正しいかを決められない時だと思いますが、

結局、その判断が正しいかどうかは客観的に判断できないことが多い気がしています。

 

客観的に正しいかどうかはむしろ副次的なものでしかなく、

自分が胸を張って、「正しい判断をした」と言えることが重要なのではないでしょうか。

 

 

昨今、いじめに関するニュースが報じられていましたが、

僕がいじめにあっている状況だったら、「逃げる」と考えると思います。

 

おそらく、周りの人は、「逃げるな」だの「それはいじめではない」だの、

色々な意見を言うと思いますし、

もしかしたらそちらの意見が正しいのかもしれませんが、

自分にとっての正しさ(自分がいじめに遭っていて、逃げた方が良いと考えること)に

自信を持って行動することが重要でしょう。

 

 

別の例で言えば、目の前で人が転んで鞄の中身が路上に散乱してしまった時に、

拾ってあげるかどうかを迷う人はほとんどいないと思います。

おそらく自信を持って、助けてあげることができるでしょう。

 

もしそのことについて他人に何かを言われたとしても、

「自分は正しいことをしている」と主張できるはずです。

 

 

仕事でも同じことが言えると考えていて、

うまく行くかどうかは結果論でしか語れない部分があると思いますが、

そのような中では、その判断や行動に対して、自分が自信を持てるかどうか、

自信を持つ根拠となる判断基準を持っているかどうかが、大切だと思っています。

 

おそらく、自分の判断に自信がないから、

上司に意見を聞いてみたり、ビジネス書に答えを求めたりしてしまうのでしょう。

 

上司や本に頼っている内は、

まだまだ自分の中の判断軸が形成できていないということです。

 

日々、自分の行動や仕事ぶりを振り返って、

自信を持って判断することができているかを考えてみてください。

 

今年度から社会人になった方にも、

一刻も早く、自分の判断軸を作って頂きたいと思います!

 

それでは。

 

 

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

 

 

最近読んだ本

 

最近読んだ本について、メモを残しておきます。

 

マーケット感覚を身につけよう

マーケット感覚を身につけよう

 

ちきりんさんらしい切り口で書かれていてとても面白かったです。

 

マーケットやマーケティングというと、個別の製品のことを考えてしまいがちですが、

個人のスキルや才能においてもマーケット感覚が重要です。

 

業種や業界が将来どのように変化するのか、

その中で価値のあるスキルとは何なのかを考えないと、

自分を高く評価してもらうことは難しいですよね。

 

直近の歴史を考えてみても、

花形産業は繊維→鉄鋼→自動車→金融→ITとどんどん変化しており、

当時、価値があると思った資格やスキルが、10年経つと価値を失う場合があります。

 

スキルを身につけるために努力することは重要ですが、

その努力の方向を間違えると、頑張った割に報われなくなってしまいます。

 

そういう事態を避けるために、市場の変化を察知する能力を身につけましょう、

という啓蒙書でした。

 

「価値ある能力に気づく能力」 という言葉が出てくるのですが、

この本で言いたいことを端的に表現している良い言葉だと思いました。

 

 

仕事に効く 教養としての「世界史」

仕事に効く 教養としての「世界史」

 

ライフネット生命の出口さんの歴史本です。

まだ読み終わっていないのですが、少し読んだだけでも面白さを感じられる良書です。

 

本書は日本史と世界史を分けて考えることができるのか、

という問いかけから始まりますが、

少なくとも僕が学校で習った日本史は世界と独立した形で説明されていました。

 

しかしながら、大人になってから考えれば当然のことですが、

日本が世界の一部である以上、日本だけで完結する歴史なんてあるはずがありません。

 

例えば、鉄砲伝来についても、

日本史では、漂着したポルトガル人が鉄砲を持っていた、という説明を受けますが、

世界の大きな流れから考えると、キリスト教を広めたいというイエズス会の思惑や、

鉄砲を発端に様々な物品を売り込みたいという近隣諸国の意図があり、

偶然、ポルトガル人が日本に持ち込んだ、という理解では不十分であることが分かります。

 

このように、歴史には必然性があると同時に、

誰がどのような意図で書物等に記したのか、ということまで考えると、

歴史は本当に面白いな、と思いました。

 

グローバルにビジネスを展開していく中では、

それぞれの国の歴史を知っているだけでアドバンテージになる場合も多くあると思うので、

日本との繋がりも含めて、改めて勉強し直してみると良いのではないでしょうか。

 

 

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

 

いわゆるコンサルの思考法に関する本です。

 

タイトルには「ノートに何を書いているのか」とありますが、

そこまでノートの書き方に触れているわけではなく、

課題の整理方法等について書かれている本です。

 

この手の本を何冊か読んだことがある人だったら知っている内容ばかりなので、

新しい内容は期待しない方が良いです。

(少なくとも僕にとっては真新しい内容はありませんでした。。。)

 

 

前回のエントリからだいぶ時間が空いてしまいましたが、

少しずつブログを書く感覚を取り戻したいなと思います。

 

それでは。

英語が国際的な公用語なので英語圏の人は損をしているかもしれない

 

昨今、至る所で英語への対応が議論され、

小学校に英語の授業を導入するとか、社内の英語公用語化とか、

色々なアイディアが出てきています。

 

僕は単純なので、母国語が英語の人たちはこんなこと考えなくて良いから楽だな、

と考えていたのですが、そうでもないのかもしれないと思い始めました。

 

 

最近、仕事で外国人の方と打ち合わせをする機会が多いのですが、

当然、基本的には英語でのディスカッションになります。

 

しかし、そのような中でも、

微妙な内容や相談事は、その場で日本人同士で日本語で話しますし、

相手が英語圏では無い人、例えばドイツ人の場合、

相手も同様に、たまにドイツ語で議論をしていたりします。

 

この行動は、相手が自分たちの母国語が分からない前提があるから成り立つわけですが、

アメリカ人の場合、仲間同士が英語で議論した時には、

注意しないと相手に会話の内容が通じてしまう可能性があります。

 

英語圏の人はわざわざ英語を学ばなくて良いというメリットはありますが、

逆に、自分たちだけの言語を持たないことのデメリットもあるのではないでしょうか。

 

交渉の場では特にそうですが、

仲間とは話したいけど、相手には聞かれたくない場合は多々あると思いますし、

サッカーのような国際的なスポーツでも、

味方には指示を出したいけど、相手には知られたくない場合は多いでしょう。

 

そういう時に、自分たちの言語によって話せることのメリットは結構大きい気がします。

 

 

英語が母国語ではないことによって損をした気になる人も多いと思いますが、

前述のように考えると、悪いことばかりでは無いと思えるかもしれません。

 

とはいえ、海外の人と話す時には、母国語+英語の組み合わせは必須ですし、

欲を言えば第二外国語ができるとさらに有利に交渉できるので、

結局、英語は勉強しないといけない、という話になります(笑)

 

まあ、海外の人と話すというのは、誰にとっても大変です。

 

まずは英語を頑張りましょう。。。

 

それでは。

 

 

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

 

 

もし全ての職業の給与が同一だとしたら

 

Newspicksで以下の記事を読みました。

もうお金でモチベーションを上げるのは不可能「僕らはお金を入れたら動く自動販売機じゃない」|リーディング&カンパニー株式会社

 

「働く理由をお金に求めない」というのが記事の要旨ですが、

今の自分の仕事にモチベーションについて考えるのはなかなか難しいことです。

 

今までの自分の経験、金銭事情、人間関係等を考慮すると、

自分の仕事のモチベーションは「その仕事に対するやる気」以外にもたくさんあり、

様々なものによってモチベーションを維持していることが分かります。

 

そこで、モチベーションについて考える方法の一つとして、

仮に全ての職業の給与が同一だったとしたら自分がその仕事を選ぶかどうか、

という考え方を提案してみたいと思います。

(色々な前提をすっ飛ばして考えてみてください。)

 

 

仕事をする上での苦労や努力に差はあるものの、得られる対価が同じだった時に、

自分が今の仕事を続けられるかどうかを考えてみると、

自分の仕事に対する金銭の価値をある程度評価することができるのではないでしょうか。

 

おそらくプライドを持って仕事ができている人は、

他の職業に移る可能性は低いのではないかと思います。

 

勝手なイメージですが、サッカー選手や料理人、歌手、プロ棋士のような人たちは、

仮に多額の金銭が伴わなかったとしても、その仕事を続けられる気がします。

 

芸術家などはその最たるもので、生きている内に作品が売れず、

貧乏生活を続ける人は多いと思います。

 

それでもモチベーションを失わずに作品を創り続けられるモチベーションは、

尊敬に値します。

(おそらく起業家もこのタイプに該当するでしょう。)

 

 

一方、お金のためだけに仕事をしている人は、

どうせ同じお金がもらえるのであれば、もっとやりたいことをする、

という選択をする人が多いと思います。

 

仕事自体の魅力が少ないという不満を金銭的な要因で補っている人は、

金銭的なメリットが無くなった場合に、その仕事を続ける意欲は無くなります。

 

金銭的なメリットが無い状況下で選択する仕事こそ、

金銭をモチベーションにせずに取り組める仕事なのだと思います。

 

 

昨今では、本当に色々なお金の稼ぎ方があるので、

意外と自分が好きなことでお金を稼ぐことが可能な環境ではないでしょうか。

 

Hikakinさんイケダハヤトさんなんかはこの好例で、

彼らは本当に好きなことを続けられているように見えます。

 

もちろん、彼らにも悩みや苦労があるとは思いますが、

それを補って余りあるモチベーションを感じて自分の仕事に取り組み、

その結果、多くの人から支持され、お金を稼いでいるのは素晴らしいことです。

 

 

そういう意味では、

ここ数年で「仕事」という言葉の持つ意味が大きく変わってきている気がしています。

 

ある面から見れば「遊び」に見えていることが、

別の面では「仕事」として評価される時代になったと感じており、

「仕事」と「金銭」を直接結びつける時代は終わりを迎えつつあり、

金銭をモチベーションにしている人は、早めにその考え方から脱却しないと、

将来的には仕事が無くなってしまう可能性すらあると考えています。

 

それ位、好きなことに取り組んでいる人のパフォーマンスは高いですし、

あっという間にそうでない人を追い抜いてしまう可能性を持っています。

 

ダニエル・ピンクの本にもある通り、

社会の成熟度に合わせて仕事の本質は変化するので、

いち早く新しい考え方にシフトする必要があると感じました。

 

それでは。

 

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

 
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

 

自分に自信が無いと相手の顔色を窺ってしまう

 

ちょっとネガティブなタイトルになってしまいましたが、

仕事をする中で、上司であれ顧客であれ、相手の顔色を窺ってしまう時というのは、

自分の言っていることや仕事に対して自信が無いときだ、ということに、

最近気づきました。

 

自分の仕事に対して自信があるときは、

相手の顔色を気にせず、堂々と話ができるのですが、

自信が無いときはとにかく相手のリアクションが気になってしまいます。

 

自信が無いときの自分というのは、

相手のちょっとしたリアクションに一喜一憂してしまい、

落ち着いて話をすることが全くできません。

 

 

じゃあどうすれば自信を持てるのかというと、

これはもう「考え抜く」ことに尽きると思います。

 

自分の中で自信が生まれるまで考え抜くことによって、

成果物のクオリティは上がりますし、

事前に相手のリアクションを想定しておくこともできます。

 

 

最近、改めて「考え抜く」ことの大切さ、難しさを実感しています。

 

自分の中で考え抜くための方法が確立されていると、

そこまで意識しなくても考えることができるようになりますが、

確立されるまでは、気をつけないと十分に考えることがなかなかできないと思います。

 

日頃から「考え抜く」ことを習慣づけていきたいですね。

 

それでは。

 

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

答えが見つかるまで考え抜く技術 (サンマーク文庫)

 

【書評】9、10月の読書まとめ(紙の本)

 

9、10月に読んだ本を3段階評価にしてみました。

備忘録も兼ねて簡単に振り返っておきます。

 

以下、orangeKidの独断と偏見による評価なのであしからず。

 

読んだ方が良いです

敵を味方に変える技術

敵を味方に変える技術

 

以前のエントリにも書きましたが、

良好な人間関係を構築するために必要な要素がふんだんに盛り込まれています。

  

 

時間があれば読んでみて下さい


グレーな本

グレーな本

 

結構面白いのですが、

とりあえず高城さんに質問をぶつけてみれば何か面白い回答があるだろう、

というような制作者側の意識を感じてしまったのが少し残念。

高城さんはとても面白い考え方をされる方なので、

色々な著書を読んで行きたいと思います。

 

 

新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

 

寄稿されている方に僕が好きな人が多かったというのが一番の理由ですが、

特に岩瀬さんや為末さんは面白いことを書いています。

また、各寄稿者のオススメ本が載っているのですが、

どれも面白そうな本ばかりなので、後日読みたいと思います。

 

 

読まなくても良いかも

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

例外的に社会人一年目の人は読んでも良いかもしれませんが、

ある程度社会人経験のある人であれば知っている内容だと思いました。

 

 

改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 上級編: 起業家精神から富が生まれる (単行本)

改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 上級編: 起業家精神から富が生まれる (単行本)

 

この本を読むくらいであれば、

同作者の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ方がためになりますね。

「基本編」も出ているのですが、内容がイマイチでした。

 

 

21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀を生き抜く3+1の力

 

様々な統計データや著名人の発言を引用し、

それらに対して著者がコメントをつけていくスタイルの本でした。

元となっているデータを知らない方には斬新な内容かもしれませんが、

個人的には既に知っている内容が多かったですし、

著者のコメントも想定内の範囲に収まっていたので、

新しい発見はそこまでありませんでした。

(2050年に世界人口の1/4がアフリカ人である等、面白いデータもありましたが。)

 

 

その他(小説等)

以下、余暇の時間で読んだだけなのでコメントは書きませんが。

 

心はあなたのもとに (文春文庫)

心はあなたのもとに (文春文庫)

 
凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

 
マクベス (新潮文庫)

マクベス (新潮文庫)

 
一夢庵風流記 (新潮文庫)

一夢庵風流記 (新潮文庫)

 
果てしなき渇き

果てしなき渇き

 
ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)

 

 

 

意外と紙の本を読んでいて驚きました(笑)

電子書籍もあるので別のエントリで書きます。

 

それでは。 

ブログを書きたいと改めて思いました

 

1ヶ月半振りの更新になってしまいました。

少し間が空くと、再び書き始めるきっかけを掴むのが本当に大変ですね。

 

タイトルにある通り、ブログを書きたいという気持ちが改めて湧いてきたので、

今日からもう一度書き始めたいと思います。

 

というのも、更新していない間のアクセス数を見てみたところ、

決して少なくない数の人がこのブログにアクセスしてくれていることに気づき、

その人たちに向けて何かを書きたいと思ったからです。

 

たいしたことが書けるわけでは無いのですが、

更新しなかった間に考えたことも溜まっているので、

エンジンをかけ直して、今日から再び書き始めます。

 

それでは。